SD1、撮影テスト

 
 せっかくSD1買ったのに仕事が忙しくて散歩にも行けません。仕方ないのでカメラを抱えて夕飯の買い出しに行く始末です。

_SDI0079

 SIGMAのカメラは、基本的には暗い所が苦手です。Foveonセンサーの特性なのか、ISOが上がるとノイズが乗ってしまうので、シャッタースピードを稼ぐことができず、ブレとの戦いになります。
 DP2sやSD15では、きれいに撮るならISO100まで。200は個人的には許容範囲。400だとノイズが気になり始める、という感じでした。SD1は、Foveonの性能をフルに引き出したい人しか買わないカメラですから、できる事なら常にISO100で撮りたいです。しかしそれだと常に三脚を持ち歩かなくてはならなくなります。照明の下の食卓の料理でも、ISO100の手持ちだとブレてしまうので。

 とりあえず、ノイズの乗り具合をテストしてみました。僕は専門家ではないので、その辺のものを手持ちで適当にポチポチ撮っただけなので厳密に同条件ではないですし、まあ参考程度に。
 SD1+SIGMA18-50mm F2.8 DC Macroです。もう少し絞ればよかったですね。SIGMA Photo proという現像アプリを使うとノイズが目立たないように処理されてしまうので、素のjpegを使っています。

 重いので画像は続きで。

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ISO100。これだけ手持ちではぶれて撮れなかったのでライトを使っています。

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ISO200。きれいです。

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ISO400。かすかにノイズが見え始める。でも思ったよりきれい。

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ISO800。背後の暗いエリアにノイズが見え始めました。

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ISO1600。拡大すると暗いエリアだけでなく植物にもノイズが乗って輪郭が曖昧になっています。

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ISO3200。はっきりとノイズが。色が違ってしまっています。

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ISO6400。かなりザリザリです。

 こうして見てみると……ISO400まではいけますが、800からはちよっとつらいです。現像してノイズに処理をかけると、ISO1600まではなんとか見られるようになります。
_SDI0034_c

ISO1600。Rawで撮って現像処理したもの。
 AUTO設定だと、ISO100~1600の間で自動設定されるのですが、100~400のモードが欲しいところです(あるのかな?)




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