シグマSD15を買うという暴挙に
ツイート
8月24日にαやNEXの新機種発表が控えていて(噂ですが)
、出たら絶対買う!と言っているのに、DP2sがあまりに素晴らしくて、いてもたってもいられず、オークションでレンズ込みで格安と言っていい機体が出ていたので、ついやらかしてしまいました。


ごつい!
とにかく、foveonセンサーの色の豊かさや密度感にすっかりやられてしまいました。お金があったら最上位のSD1(70万円くらいする)を買ってしまったかもしれません。
Sigmaのカメラは本当に不思議で、kakaku.comなどの掲示板を見ても、SD15をこよなく愛する人達が
「SD15を買いたいと思うのですがどうですか?スポーツ観戦に持っていきたいのです」
「今度の海外旅行にSD15を………」
と言った質問に、SD15ユーザー達が力の限り
「お薦めしません!!条件が揃わなければ思ったような写真は絶対撮れません!旅行に持っていく?取り返しがつかない事になります。せっかくの思い出がピンぼけだらけになるかもしれません。キヤノンかニコンにしなさい。スポーツ観戦?無理です。連射はできません。AFも追いつけません………」
営業妨害か!!………と最初は思ったのですが、よく読んでみると、SD15をけなしている人は一人もいないんですね。確かに
AFはそれほど速くなく、ぶれやすく、暗い所に弱く、レンズの選択肢も狭く、価格もこなれづらく、本当に扱いの難しいカメラです。
でも、うまく撮れた時はちょっと他のカメラでは撮れないようないい画が撮れるのです。

通常のカメラが、ミスのないように、シャッターを押すだけで破綻のない画が撮れるように進化したのに対して、Sigmaのカメラ、特にSDシリーズは、ただただセンサーの性能を最大限に発揮できるように、という一点に特化して進化してきた印象を受けます。
結果として、非常にアンバランスというか、不思議な尖り方をした変なカメラになっています。

僕も、これを旅行に持っていくか?と聞かれたらちょっと迷います。k-xかNEX3メインでサブにDP2sという感じでしょうか。メインにするにはちょっと当たり外れが大きすぎる気がします。もっといいレンズと腕があれば行けるのかもしれませんが………。
そんなわけで、とりあえず近所をフラフラして何枚か撮ってみました。


これは4枚撮ってiPhoneで合成。


噴水。シャッタースピードを上げ気味で。

使ってみて最初の感想は、DP2sをさらに難しくした感じ、というか、当たりを出すのにもうひと工夫必要だな、という感じでした。
改めて、DP2sはセンサーとレンズのバランスがものすごくいいんだな、と思いました。レンズを交換する必要がないので、センサーにきちっと合うレンズをつけられるからでしょう。
それに比べると、今SD15につけている中古の18-50mm F2.8-4.5は一段暗いので、シャッタースピードが稼げず、(僕がまだ不慣れなだけかもしれませんが)潰れ気味の画になったり、空気感が若干足りない印象です。一眼なのにコンデジに負けているみたいですが、ハード的に共通な部分が多いので、DP2sに勝つにはもうひとクラス上のレンズか、カメラの性能を引き出せる腕が必要みたいです。
そのかわり、手ぶれ補正があるのでDP2sではぶれてしまう場面でもちゃんとした写真が撮れる場合もあるし、何よりズームがあるのがありがたいです。単焦点の潔さも好きなんですけどね。



手ぶれ補正はまあまあ効いている感じですが、それでも暗くなるとぶれたりAFが聞かなくなる事も多く、そのあたりはこれから慣れでどこまでカバーできるか試してみます。




すきま。


この辺は現像でかなりいじってます。




こういう空が撮れると、やはりfoveonいいなあと思ってしまう。

ちょっと暗いだけでノイズがけっこうのる。

DP2sはかなり青が強くて食べ物撮る時は現像に気をつかったけど、SD15はそれほどのズレはない………かな?

解像感が高い。

今日撮った写真の中では、やはり空を撮ったものがfoveonらしい表現でよかったです。他のものももう少しうまく撮れるようになりたいです。
、出たら絶対買う!と言っているのに、DP2sがあまりに素晴らしくて、いてもたってもいられず、オークションでレンズ込みで格安と言っていい機体が出ていたので、ついやらかしてしまいました。


ごつい!
とにかく、foveonセンサーの色の豊かさや密度感にすっかりやられてしまいました。お金があったら最上位のSD1(70万円くらいする)を買ってしまったかもしれません。
Sigmaのカメラは本当に不思議で、kakaku.comなどの掲示板を見ても、SD15をこよなく愛する人達が
「SD15を買いたいと思うのですがどうですか?スポーツ観戦に持っていきたいのです」
「今度の海外旅行にSD15を………」
と言った質問に、SD15ユーザー達が力の限り
「お薦めしません!!条件が揃わなければ思ったような写真は絶対撮れません!旅行に持っていく?取り返しがつかない事になります。せっかくの思い出がピンぼけだらけになるかもしれません。キヤノンかニコンにしなさい。スポーツ観戦?無理です。連射はできません。AFも追いつけません………」
営業妨害か!!………と最初は思ったのですが、よく読んでみると、SD15をけなしている人は一人もいないんですね。確かに
AFはそれほど速くなく、ぶれやすく、暗い所に弱く、レンズの選択肢も狭く、価格もこなれづらく、本当に扱いの難しいカメラです。
でも、うまく撮れた時はちょっと他のカメラでは撮れないようないい画が撮れるのです。

通常のカメラが、ミスのないように、シャッターを押すだけで破綻のない画が撮れるように進化したのに対して、Sigmaのカメラ、特にSDシリーズは、ただただセンサーの性能を最大限に発揮できるように、という一点に特化して進化してきた印象を受けます。
結果として、非常にアンバランスというか、不思議な尖り方をした変なカメラになっています。

僕も、これを旅行に持っていくか?と聞かれたらちょっと迷います。k-xかNEX3メインでサブにDP2sという感じでしょうか。メインにするにはちょっと当たり外れが大きすぎる気がします。もっといいレンズと腕があれば行けるのかもしれませんが………。
そんなわけで、とりあえず近所をフラフラして何枚か撮ってみました。


これは4枚撮ってiPhoneで合成。


噴水。シャッタースピードを上げ気味で。

使ってみて最初の感想は、DP2sをさらに難しくした感じ、というか、当たりを出すのにもうひと工夫必要だな、という感じでした。
改めて、DP2sはセンサーとレンズのバランスがものすごくいいんだな、と思いました。レンズを交換する必要がないので、センサーにきちっと合うレンズをつけられるからでしょう。
それに比べると、今SD15につけている中古の18-50mm F2.8-4.5は一段暗いので、シャッタースピードが稼げず、(僕がまだ不慣れなだけかもしれませんが)潰れ気味の画になったり、空気感が若干足りない印象です。一眼なのにコンデジに負けているみたいですが、ハード的に共通な部分が多いので、DP2sに勝つにはもうひとクラス上のレンズか、カメラの性能を引き出せる腕が必要みたいです。
そのかわり、手ぶれ補正があるのでDP2sではぶれてしまう場面でもちゃんとした写真が撮れる場合もあるし、何よりズームがあるのがありがたいです。単焦点の潔さも好きなんですけどね。



手ぶれ補正はまあまあ効いている感じですが、それでも暗くなるとぶれたりAFが聞かなくなる事も多く、そのあたりはこれから慣れでどこまでカバーできるか試してみます。




すきま。


この辺は現像でかなりいじってます。




こういう空が撮れると、やはりfoveonいいなあと思ってしまう。

ちょっと暗いだけでノイズがけっこうのる。

DP2sはかなり青が強くて食べ物撮る時は現像に気をつかったけど、SD15はそれほどのズレはない………かな?

解像感が高い。

今日撮った写真の中では、やはり空を撮ったものがfoveonらしい表現でよかったです。他のものももう少しうまく撮れるようになりたいです。
- 関連記事
-
- SD15にSigma F2.5-6.3 18-200mmを (2011/08/24)
- シグマSD15を買うという暴挙に (2011/08/12)
- DP2s日記。相変わらず雲を撮るのが楽しすぎる (2011/08/05)
スポンサーサイト
テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真