楽しい不満

 
 DP2sを買って10日ほど経ちました。カラースペースの設定に悩み、Rawかjpegかで悩み、現像で悩み、foveonの癖の強い画づくりに悩み、試行錯誤の連続です。多くの人が言うように、なかなかうまく撮れないですが、うまく撮れると楽しいカメラです。

 DP2sは手ブレ補正もなく、暗所に非常に弱いカメラです。あまり画を加工しないためか、ISOをあげるとたちまちざらっとしたノイズがのってしまいます。

●ISO50 15秒
SDIM1021

●ISO100 10秒
SDIM1022

●ISO200 5秒
SDIM1023

●ISO400 2.5秒
SDIM1024

●ISO800 1.3秒
SDIM1025

●ISO1600 0.6秒
SDIM1026

●ISO3200 0.3秒
SDIM1027

まあ、ISO800まではギリギリ使えなくもないですが、密度感のある色彩表現が命のカメラなので、できたらISO50~100で使いたいものです。

 暗い所ではNEXにすればいいのですが、常時2台持ちもなんだし、雲がきれいに撮れるので夕陽が綺麗だったりするとDP2sで撮りたくなるんですよね。しかし、こういうスナップ向きのカメラで三脚を持ち歩くのは大仰すぎる。
 そんなわけで、夕方に、自転車のハンドルにマウンタをつけて、そこにカメラを固定して撮ってきました。

SDIM0966

SDIM0968

SDIM0976

SDIM0977
薄暗い中で撮ったとは思えない色のり。まあ、街灯の近くですが。

SDIM0981

SDIM0989

SDIM0991

SDIM0994
シャッタースピードが遅いので自転車が。

SDIM0997

 DP2sを使って強く思ったのは、不満とか不足が実は大事なんだなという事です。十分な性能を持った道具より、優れているけど欠けている部分もある道具の方が、性能を引き出すために工夫を必要とし、結果として使い手の創造性をよりよく引き出してくれる気がします。これはAppleの製品にも同じ事が言えます。
 欠点があればいいと言う事ではなく、欠けた部分を補うために工夫を凝らそうとした時、それが十全にできるだけの高い基本性能は必要なわけで、優れた製品、愛着のわく製品をつくるというのは難しいものです。


 ついでに、暗い中ペットたちの寝顔を。
 DP2sのX3Fというファイル形式は対応アプリが少なくて、今まで現像にはSPP5(Sigma Photo Pro5.0)を使っていたのですが、PhotoShopCS4で開けることに気づきました。そしてPhotoShopのコンバータが非常に優秀で、foveon独特の青みを適度に取ってくれることを発見。まあ、取れちゃうとちょっと味気なかったりもしますが。

SDIM1000
あ、起こしちゃった。

SDIM1006
普通に見えますが、結構暗いです。

SDIM1009
ねむそう。

SDIM1010

 ま、そんな感じです。
 リューシカ・リューシカ連載中です。









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No title

見事ですね。

完全に使いこなしている。

また見にきます。
プロフィール

安倍吉俊

Author:安倍吉俊


イラストレーター。漫画集『回螺』、画集『垓層宮』発売中。
ガンガンONLINE『リューシカ・リューシカ』連載中。
代表作『lain』『NieA_7』『灰羽連盟』『TEXHNOLYZE』
Macユーザー。カメラと自転車好き。爬虫類と魚を飼育中。
何かありましたらabetc*mac.comまで(*を@に変えてください)。

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