位置情報を使ったサービスはこれを直さないとあまり普及しないんじゃないか
ツイート
2011年の3月頃、『color』というサービスが話題になりました。写真版Twitterのようなサービスで、フォロー機能はなく、位置情報を使って半径150フィートにいる人同士が写真で繋がる、というものでした。
使い方が簡単で、Twitterのように広まるか……と思ったのですが、結局パッとしないまま忘れ去られました。僕もアプリを落としたまま一度起動しただけで、写真をアップする事はなく、この記事を見るまで忘れていました。
アメリカではどうか知りませんが、four squareも、僕は使わなくなりました。iPhoneの位置情報サービスも、写真に関しては切っています。オンにしておくと自宅で写真を撮る事ができないからです。
現在のiPhoneや、位置情報を使ったサービスには根本的な欠陥があると思っています。人と共有したい位置情報と、共有したくない(したら危険な)位置情報を自動で分ける手段が確立されていない事です。
僕がcolorを最初に起動した時は、場所が自宅だったので『いや、ここで写真上げたら自宅の位置ばればれだ』と思い、そのまま終了。それっきりでした。four squareも、近所のよく使うコンビニなどを登録するのがためらわれて、近所では使わないように気をつかっているうちに、起動する習慣がなくなりました。
3DSのすれ違い通信は、ユーザー名に本名を使わなければ個人が特定されないので使っています。しかし、頻繁にすれ違う、どうやら近所に住んでいるらしき女性(のキャラクター)がいたのですが、ある日を境にぱったりすれ違わなくなったので、先方が気持ち悪いと思って使うのをやめたようです。当たり前だけど、誰も自分や近しい人の自宅や職場の位置を誰だか分からない相手に知られたくはないのです。
危険だから、というのもありますが、それ以上に『なんか気持ち悪い』という漠然とした感覚が『そのサービスを試してみたい』という気をなくさせます。位置情報を使ったサービスは継続して使ってもらわないと意味がないものが多いので、これは致命的です。
iPhoneなどの端末は、ユーザーが指定した範囲の中では自動で位置情報機能を切る、という設定を基本機能として持つべきです。『位置情報がないからここが自宅ではないか?』と当たりをつけられないように、範囲を広く、複数設定できる必要がありますが(あるいは嘘の位置を書き込むか)、これは絶対に必要です。mailに添付する時は位置情報は切ります、のような末端の対応ではなく、根幹の機能としてあるべきです。
Twitpicの様なサービスは、いちおう位置情報をカットしてくれますが、Twitter自体も、つぶやきに位置情報を入れる際、自宅をマスクする機能は絶対に必要だと思います。
foursquareの様な位置情報を使った遊びに関しては、個人的には、架空の街があり、その街の建物に、自分がよく行く実際の場所を登録する、というような形式なら遊ぶのになあ、といつも思います。つまり、架空の街のAという建物が現実のどの位置に相当するかはユーザーごとに違うので近所や自宅で使ってもその位置は知られない、という形式です。
とにかく、位置情報は場合によっては犯罪に巻き込まれかねない危険性があり、ユーザーの不安を解消してくれるような機能を根幹のレベルで持っていないと、みんな漠然と不安で使う気にならないよ、という事です。
逆に言えば、そこをクリアできれば、位置情報サービスにはまだ非常に大きなチャンスが眠っているのではないかと思います。
使い方が簡単で、Twitterのように広まるか……と思ったのですが、結局パッとしないまま忘れ去られました。僕もアプリを落としたまま一度起動しただけで、写真をアップする事はなく、この記事を見るまで忘れていました。
アメリカではどうか知りませんが、four squareも、僕は使わなくなりました。iPhoneの位置情報サービスも、写真に関しては切っています。オンにしておくと自宅で写真を撮る事ができないからです。
現在のiPhoneや、位置情報を使ったサービスには根本的な欠陥があると思っています。人と共有したい位置情報と、共有したくない(したら危険な)位置情報を自動で分ける手段が確立されていない事です。
僕がcolorを最初に起動した時は、場所が自宅だったので『いや、ここで写真上げたら自宅の位置ばればれだ』と思い、そのまま終了。それっきりでした。four squareも、近所のよく使うコンビニなどを登録するのがためらわれて、近所では使わないように気をつかっているうちに、起動する習慣がなくなりました。
3DSのすれ違い通信は、ユーザー名に本名を使わなければ個人が特定されないので使っています。しかし、頻繁にすれ違う、どうやら近所に住んでいるらしき女性(のキャラクター)がいたのですが、ある日を境にぱったりすれ違わなくなったので、先方が気持ち悪いと思って使うのをやめたようです。当たり前だけど、誰も自分や近しい人の自宅や職場の位置を誰だか分からない相手に知られたくはないのです。
危険だから、というのもありますが、それ以上に『なんか気持ち悪い』という漠然とした感覚が『そのサービスを試してみたい』という気をなくさせます。位置情報を使ったサービスは継続して使ってもらわないと意味がないものが多いので、これは致命的です。
iPhoneなどの端末は、ユーザーが指定した範囲の中では自動で位置情報機能を切る、という設定を基本機能として持つべきです。『位置情報がないからここが自宅ではないか?』と当たりをつけられないように、範囲を広く、複数設定できる必要がありますが(あるいは嘘の位置を書き込むか)、これは絶対に必要です。mailに添付する時は位置情報は切ります、のような末端の対応ではなく、根幹の機能としてあるべきです。
Twitpicの様なサービスは、いちおう位置情報をカットしてくれますが、Twitter自体も、つぶやきに位置情報を入れる際、自宅をマスクする機能は絶対に必要だと思います。
foursquareの様な位置情報を使った遊びに関しては、個人的には、架空の街があり、その街の建物に、自分がよく行く実際の場所を登録する、というような形式なら遊ぶのになあ、といつも思います。つまり、架空の街のAという建物が現実のどの位置に相当するかはユーザーごとに違うので近所や自宅で使ってもその位置は知られない、という形式です。
とにかく、位置情報は場合によっては犯罪に巻き込まれかねない危険性があり、ユーザーの不安を解消してくれるような機能を根幹のレベルで持っていないと、みんな漠然と不安で使う気にならないよ、という事です。
逆に言えば、そこをクリアできれば、位置情報サービスにはまだ非常に大きなチャンスが眠っているのではないかと思います。
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ジオザッパー
記事を拝読しました。
ほんとに詳しく書いてるブログもあって、感服しています。
Exifデータによる情報流失を塞ぐiPhoneアプリを開発しました。
そして埋め込まっているデータを消去することではなく、もう一つデータのない新しいデジタル画像を作成します。元のデータ付き画像も保存します。
ジオザッパー(デモ版)はこちらです。
http://itunes.apple.com/ca/app/geozapper-lite/id438843105?mt=8
ジオザッパー(日本語版)もあります。
http://itunes.apple.com/jp/app/id439799516?mt=8&ls=1
よろしくおねがいします。
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そして埋め込まっているデータを消去することではなく、もう一つデータのない新しいデジタル画像を作成します。元のデータ付き画像も保存します。
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ジオザッパー(日本語版)もあります。
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よろしくおねがいします。
よくわかる
同感です。
現状、オンかオフかしかないですからね。
現状、オンかオフかしかないですからね。