3DS購入。潜在力と将来性についての雑感
ツイート
3DS、発売日にいそいそと買いました。3Dといえば、数年前、富士フィルムの3DW1という3Dカメラを買い、ある程度の面白さは感じたものの、液晶の解像度の低さや通常のPCのモニタで3D写真を再生する手段がほとんどない事、富士の写真管理アプリの出来が最悪だった事などが原因で、結局使わなくなってしまいました。3D画像のMPOというファイル形式も、あまり普及していなくて、MPOファイルをうまく2Dモニタで立体的に表示させるようなアプリも見当たりませんでしたし……。

そこに登場した3DS。
3DSに触れてまず最初に感じたのは『これは一般に普及する初めての3D写真を撮影、表示できる端末だ』という事でした。ゲームに関しては、今のところ擬似的な奥行き感が出てゲームの面白さが増すようなアイデアは見受けられず(カメラを使ったARはよくできてる)、これからに期待、という所です(リッジ、レイトン、無双を買いました)。

ゲームより、ネットに繋がり色々な遊び方ができる面白ガジェット、と考えた方が3DSは楽しめるのではないかと思います。いや、もちろん3Dを生かしたゲームにも期待してますけど(笑)。
まず、3D写真はこんな感じです。撮影した写真をMacで加工しました。


3DS本体では、もちろんちゃんと立体に見えます。なかなかの奥行き感です。カメラ自体がおもちゃレベルなので、画質は物足りないですが、おもちゃとしてはいろいろ遊べそうです。
個人的には、3D写真でinstagramのような写真共有サービスを構築できたら、かなりのユーザーを獲得できるのではないかと思っています。上のようなgifアニメを自動で生成できるようにすれば、PCやiPhoneからも参加できるでしょう。iPhoneでは、手作業で横にずらして2枚写真を撮って疑似立体写真を作るアプリなどもありますし、最近のデジカメも、横にスウィングさせて3D写真を撮る機能がついている物も結構あります。
とにかく、3DSの登場で誰もが3D写真を撮ったり見たりできる時代が来ました。これはけっこう大きな事です。余談ですが、Eye-fiにも対応していました。3Dファイル(.MPO)は転送できませんが、写真は送れます。地味にいいです。
3DSでもうひとつ感心したのは、歩数計を内蔵した事です。

僕は今まで、腕時計型、スティック型など5台以上歩数計を買いました。iPhoneでもその手のアプリを10本くらい買っています。今のところ、どれも満足していません。
通常の歩数計は、よくできているのですが、データをPCに送れない、もしくは送るのが面倒なものがほとんどでした。ネットに繋がらないライフログ系のガジェットは、僕には全く魅力のない物でした。
iPhoneの歩数計アプリは、その点ではいいのですが、アプリを常時起動しなくてはならないとか、バッテリの消費が激しいなど、別な問題がありました。高性能すぎて、GPSで位置情報を録ってくれるものなどは、自宅周辺をマスクする機能がないせいで、せっかく録ったログを公開できなかったりもしました。
で、3DSですが、今のところ単純に歩数を計測できるというだけですが、ゲームを起動している時でも背後でカウントはしてくれるようで、これを使った面白いサービスに期待しています。歩数でコインが貯まって、それでアイテムが買える、くらいのサービスはあるようですが、もっと押し進めて、お金、経験値、移動全て歩数ポイントで進めるRPGとかどこか作ってくれないですかね。健康的でわりといいんじゃないかと思うのですが。
あと、歩数計があるだけで、『常に鞄に入れて持ち歩こう!』という気になります。これも結構大きな事です。
iPhoneが出た時強く思ったのですが、モバイル端末はネットの利用と、とにかくセンサーをたくさん積む事が大切なんじゃないかという気がします。それも、ユーザーの意図に反応するだけでなく、意図と関係なく常時ログを録るようなセンサーが重要になっていくのではないかと思います。
まあ、そんなわけで3DSはただのゲーム機ではなく、常に持ち歩いて何かを記録してくれる汎用端末として普及してくれるといいなあ……と思う次第です。
あ、ついでですが、僕のMiiです。



そこに登場した3DS。
3DSに触れてまず最初に感じたのは『これは一般に普及する初めての3D写真を撮影、表示できる端末だ』という事でした。ゲームに関しては、今のところ擬似的な奥行き感が出てゲームの面白さが増すようなアイデアは見受けられず(カメラを使ったARはよくできてる)、これからに期待、という所です(リッジ、レイトン、無双を買いました)。

ゲームより、ネットに繋がり色々な遊び方ができる面白ガジェット、と考えた方が3DSは楽しめるのではないかと思います。いや、もちろん3Dを生かしたゲームにも期待してますけど(笑)。
まず、3D写真はこんな感じです。撮影した写真をMacで加工しました。


3DS本体では、もちろんちゃんと立体に見えます。なかなかの奥行き感です。カメラ自体がおもちゃレベルなので、画質は物足りないですが、おもちゃとしてはいろいろ遊べそうです。
個人的には、3D写真でinstagramのような写真共有サービスを構築できたら、かなりのユーザーを獲得できるのではないかと思っています。上のようなgifアニメを自動で生成できるようにすれば、PCやiPhoneからも参加できるでしょう。iPhoneでは、手作業で横にずらして2枚写真を撮って疑似立体写真を作るアプリなどもありますし、最近のデジカメも、横にスウィングさせて3D写真を撮る機能がついている物も結構あります。
とにかく、3DSの登場で誰もが3D写真を撮ったり見たりできる時代が来ました。これはけっこう大きな事です。余談ですが、Eye-fiにも対応していました。3Dファイル(.MPO)は転送できませんが、写真は送れます。地味にいいです。
3DSでもうひとつ感心したのは、歩数計を内蔵した事です。

僕は今まで、腕時計型、スティック型など5台以上歩数計を買いました。iPhoneでもその手のアプリを10本くらい買っています。今のところ、どれも満足していません。
通常の歩数計は、よくできているのですが、データをPCに送れない、もしくは送るのが面倒なものがほとんどでした。ネットに繋がらないライフログ系のガジェットは、僕には全く魅力のない物でした。
iPhoneの歩数計アプリは、その点ではいいのですが、アプリを常時起動しなくてはならないとか、バッテリの消費が激しいなど、別な問題がありました。高性能すぎて、GPSで位置情報を録ってくれるものなどは、自宅周辺をマスクする機能がないせいで、せっかく録ったログを公開できなかったりもしました。
で、3DSですが、今のところ単純に歩数を計測できるというだけですが、ゲームを起動している時でも背後でカウントはしてくれるようで、これを使った面白いサービスに期待しています。歩数でコインが貯まって、それでアイテムが買える、くらいのサービスはあるようですが、もっと押し進めて、お金、経験値、移動全て歩数ポイントで進めるRPGとかどこか作ってくれないですかね。健康的でわりといいんじゃないかと思うのですが。
あと、歩数計があるだけで、『常に鞄に入れて持ち歩こう!』という気になります。これも結構大きな事です。
iPhoneが出た時強く思ったのですが、モバイル端末はネットの利用と、とにかくセンサーをたくさん積む事が大切なんじゃないかという気がします。それも、ユーザーの意図に反応するだけでなく、意図と関係なく常時ログを録るようなセンサーが重要になっていくのではないかと思います。
まあ、そんなわけで3DSはただのゲーム機ではなく、常に持ち歩いて何かを記録してくれる汎用端末として普及してくれるといいなあ……と思う次第です。
あ、ついでですが、僕のMiiです。


- 関連記事
-
- 3DSの3D写真(3D酔い注意) (2011/02/28)
- 3DS購入。潜在力と将来性についての雑感 (2011/02/27)
- MacBook Air。コンピュータの『次』となるものの最初の一歩 (2010/10/30)
スポンサーサイト