次世代DVD規格戦争では、WarnerがBlu-ray支持に回って、一応Blu-rayが優勢という事で決着がつきそうです。
でもこの数年、SONYと東芝が全力で足の引っ張り合いをして次世代DVDの普及が遅れた間に、いつの間にか世の中の空気は『ディスクはもういいや』という感じになってしまったように思います。
テレビ番組はHDDレコーダーに録ってCM飛ばして観てそのまま消す、というスタイルが普通になってしまったし、二コ動のような低画質の動画サービスがものすごい流行ったりするのを見ると、テレビが高画質になっていく事に、みんなそれほど魅力を感じていないんじゃないかなあと思います。
同時に、これは僕が個人的に感じている事でもあるのですが、もうディスクメディアはアクセスも遅いし保管するにも場所をとるし、いちいち入れ替えないといけないので光学ディスク自体が時代遅れのメディアになってしまったんじゃないか、と思います。
もちろん、まだディスクメディアが必要な場面はあると思うのですが、これからはフロッピーが無くなっていったように、あるいはMDが無くなっていったように、光学ディスクも緩やかに消滅していくのではないでしょうか。
なんて事を考えていたら、この間のMacWorldでiTunes storeが映画のレンタルを始めるという発表がありました。
DVD画質のレンタルが新作3.99ドル、旧作2.99ドル。HD画質は1ドル増しだそうです。
それに合わせて今までイマイチぱっとしなかったAppleTVがバージョンアップ。単体でiTsにアクセスして映画のレンタルができるようになりました。
日本では全然ピンとこないと思いますが、これは大手映画会社が揃って映画のダウンロード販売に移行し始めたという事で、映画はDVDで観る、という習慣は、今後ダウンロードして観るという形に、急速に変わっていくのかもしれません。
そういえば、同日発表されたMacBook Airにも光学ディスクは内蔵されていませんでした。
約10年前、AppleがiMacを発表した事が、フロッピーが消滅する大きなきっかけになりました。6年前、iPodが出た時、MDは使命を終えました。
そう考えると、AppleTVとiTsによる映画レンタルが発表された今年2008年が、光学ディスクというメディアがその役割を終えて緩やかに消え去っていく始まりの年になるのかもしれません。
……………なんか事を考えても、日本に居たら虚しいだけですよね。Appleは、米国以外での映画レンタルは2008年中にスタート、と言ってるけど、多分日本は入っていないと思います。
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