フィットネスバンドを買いすぎて手が足りない。一番のお気に入りは……
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こんにちは。生まれ変わったら阿修羅になって全ての手首にガジェットをつけたいマンこと安倍です。
フィットネスバンドはずっとJawboneのUPシリーズを使っていたのですが、Apple Watchを買って、Apple WatchとUP24を並べて左手首にはめるようになり、先日長らく愛用してきたUP24がひょっこり壊れたので他社の製品も試してみるか、とMISFIT FLASHを買い、SHINE2を買い、結局amazonで投げ売りしていた古いUPを買い直し、体重も記録したくなってWithingsのWS-50(これは体重計)を買い、最終的にGARMINのVivosmart HR Jに落ち着きました。なんで次から次へといろいろ買い換えたのかというと、なんというかまあ、どれも僕にとっては満足いく製品ではなかったということです。
とりあえず、いろいろ試したのでそれぞれの製品の感想を書いてみます。
Jawbone UP UP24

NikeのFuelbandから乗り換えた時の写真しか見つからなかった。そういえばFuelbandも使ってたっけ……。
UPシリーズですが、ハードもソフトもよくこなれています。睡眠を自動で記録してくれるのもいいところ。Apple Watchと機能的にかぶる部分が少なく、両方つけるとApple Watchで階段の上り下りや心拍やワークアウトを記録し、UPで睡眠や食事を記録する、などとすると無駄がなくていいです。
厚みがあり、右手首につけると絵を描くとき微妙に邪魔になりました。自転車の記録ができない事がちょっと不満でしたが、他の製品でも手首につけるものは自転車の運動量を測定するのは難しいようです。
MISFIT FLASH SHINE2


FLASHは初期不良品で、つけて風呂に入ったらいきなり電池蓋が開いて壊れました。ヨドバシにメールすると新品と交換してくれました。ありがとうヨドバシ。バッテリの持ちがいいのと防水なのがよかったです。

腹が立ったのはSHINE2。

これ設計した人は頭がどうかしてんじゃないかと思うのですが、とにかくベルトからポンポンと外れて落ちます。FLASHはコイン型の本体の側面にしっかりとした溝があり、ベルトにつけて手首に巻いてしまえば外れる事はなかったのですが、SHINE2は側面の溝に脱落防止の効果が全くなく、長袖の服やコートを脱ぎ着すれば100%外れるし、何もしなくてもポンポンと外れて話になりませんでした。一応脱落防止のプラスチックのパーツが付いていたのですが、それをつけても効果は全くなし。結局気づいたらどこかで落としていて見つかりませんでした。コイン型の本体をリングのついたベルトのリング部分にはめ込んで手首に巻いたら常に手首から離れる方向に力を受けるのだから、コインの側面の溝が浅ければ外れるのは当たり前で、なんでこんな形状なのか理解に苦しみます。でも、ここまでひどいものを製品として出すわけがないので、初期不良品だったのかなあ……。
ソフトは可も不可もないできですが、ちょっと面白みに欠けるかも。あと、睡眠を自動で録ってくれるはずなのですが、うまくいかない事が度々ありました。手動で睡眠を記録しようとした時に、UPだと睡眠の深さのグラフを見ながら、たぶんここで寝てここで起きたんだな、と当たりをつけて記録できるのですが、それがやりづらくて苦労しました。
自転車の計測がしたくて足首に巻いてもみましたが(正しい使い方ではないかもしれませんが、靴に留めるクリップが付属していて、足につけて測定することを前提に設計はされている)、足首につけてしまうと椅子に座っているだけで睡眠と勘違いされたり、全然ダメでした。あと、つけてみて改めて足首に巻くガジェットが出ないわけがわかりました。なんか犯罪者っぽい。
こんな書き方だとなんかダメな製品みたいですが、脱落する問題が解決して、睡眠の記録がもうちょっと確実になれば、シンプルで過不足なく、割といい製品、という評価だったかもしれません。
Withings WS-50
フィットネスバンドではなくWi-fiでネットのサービスに体重や体脂肪率を記録してくれる優れもの。家族の記録が録れるのもいいです。記録したデータはiOSのヘルスケアに書き出せるので、他の機器のデータと組み合わせる事ができて便利です。
最初、ヤフオクで3000円で投げ売りしているのを買ったら完全にぶっ壊れていて返品もできず、まさに安物買いの銭失いでした。
amazonがタイムセールで安売りしていたので買い直して、そちらは正常に動いています。
Apple Apple Watch


よくできているけど価格を考えると微妙、という感じ。少なくともバッテリが数日もって、睡眠ログが録れて、iPhoneとのデータのやり取りが数倍速くならないとダメです。
「へいSiri!」って叫んで反応するまで20秒くらい待たされたり、待たされた挙句に反応してくれなかったりするのでは話にならないです。あと、手首につけるガジェットは自動的につけている方の手では操作できないので、指で操作しようとすると絶対に両手を拘束してしまいます。他のフィットネスバンドもそうだけどApple Watchは特に指で操作する機会が多いので操作のたびに両手を使わなければならないのは不便でした。
以前にも書いたけど息をフッと吹きかけるのが画面タッチに相当するようなUIをつけるべきです。絶対に便利です。
今の所、腕時計の画面サイズでできる事よりはるかに高度な事を無理やり実現しようとして、バッテリや反応速度が追いついてきていないという印象です。後継機でそれらの問題が解決したらすごい製品になる、という期待感はあるので将来は楽しみではあるのですが。
GARMIN Vivosmart HR J


GARMINはiPhoneが出る前は自転車用のGPSでよくお世話になっていました。ハードはよくできているけどソフト面が弱く、というかその手の製品によくある多機能だけど使いやすさを考えていないインターフェイスで色々苦労しました。そんなイメージがあったので、Vivosmart HR Jを初めて触った時は、洗練されたデザインとよく練られた操作感でびっくりしました。


心拍を常時計測して5日持つバッテリ、シンプルだけど必要な情報を過不足なく伝えてフリック操作もしやすいディスプレイ、防水、睡眠ログも自動で録れる。サイコンとつなげば自転車のケイデンスも録れる(はず。違ったらすみません)。よくできています。
まあ、UPシリーズの最新モデルとか、Fitbitシリーズを触っていないので、それらと比較したらどうなのか分かりませんが。
ソフトもよくできているのですが、問題がひとつ。iOSのヘルスケアとの連携がものすごく弱いです。睡眠をきちんと記録してくれるのにそのデータが自社のサービスでしか使えず、ヘルスケアに書き出す事ができません。
ヘルスケアとの連携は、構造がわかりづらくて、僕の見落としもあるのかもしれませんが、今のところVivosmart HR Jは歩数は書き出せるけど睡眠も階段の上り下りも心拍も書き出す事ができません。早急に対応して欲しいです。
これが今までで一番いいフィットネスバンドかな、と思ったのですが、使っているうちにちょっと問題が。
アクティビティの記録方法は本体のボタンを押してアクティビティ開始を選ぶのですが、iOSのアプリの方にランニング、ウォーキング、サイクリングといった項目があるので、本体のボタンで記録して、あとでiOS側で何の運動だったのか選択すれば、そこで消費カロリーなどを算出してくれるものだと思っていましたが、サイクリングを記録するには別にサイクルコンピュータが必要みたいで、ない場合は何をやってもランニングとして記録されてしまうようです。
サイクリングはハンドルを握っているので手首が振動せず、一歩も歩かずじっとしていると判定されてしまうので、サイクリングの記録はできませんでした。がっかり。サイコン買ってもいいけど、自転車が複数台あって面倒なんですよね……。あと、睡眠をうまく録ってくれない事があります。これはどの機器でもある事ですが、僕が使ったものの中ではUPシリーズが一番ミスが少なかったです。
まあそんな感じです。大本命のFitbitを試していないのでなんかハンパなレビューですが参考になれば。

個人的にこの手のすべての機器とサービスに声を大にしてお願いしたい事は、計測後のデータの編集を柔軟にして欲しいという事です。僕は自転車に乗ったりウォーキングするとき、開始はボタンを押し忘れる事はそんなにないのですが、終了は8割くらいの確率で停止ボタンを押し忘れます。止め忘れて数時間後にハッと気づいて、泣く泣くその日の運動の記録を削除する、という日々を繰り返してます。全然ログ録れてないじゃん!データの編集機能はなくはないのですが、止め忘れた部分をカットするくらいの事はもっと簡単にできるようにして欲しいです。
猫の手も借りたいよ、もう。
フィットネスバンドはずっとJawboneのUPシリーズを使っていたのですが、Apple Watchを買って、Apple WatchとUP24を並べて左手首にはめるようになり、先日長らく愛用してきたUP24がひょっこり壊れたので他社の製品も試してみるか、とMISFIT FLASHを買い、SHINE2を買い、結局amazonで投げ売りしていた古いUPを買い直し、体重も記録したくなってWithingsのWS-50(これは体重計)を買い、最終的にGARMINのVivosmart HR Jに落ち着きました。なんで次から次へといろいろ買い換えたのかというと、なんというかまあ、どれも僕にとっては満足いく製品ではなかったということです。
とりあえず、いろいろ試したのでそれぞれの製品の感想を書いてみます。
Jawbone UP UP24

NikeのFuelbandから乗り換えた時の写真しか見つからなかった。そういえばFuelbandも使ってたっけ……。
UPシリーズですが、ハードもソフトもよくこなれています。睡眠を自動で記録してくれるのもいいところ。Apple Watchと機能的にかぶる部分が少なく、両方つけるとApple Watchで階段の上り下りや心拍やワークアウトを記録し、UPで睡眠や食事を記録する、などとすると無駄がなくていいです。
厚みがあり、右手首につけると絵を描くとき微妙に邪魔になりました。自転車の記録ができない事がちょっと不満でしたが、他の製品でも手首につけるものは自転車の運動量を測定するのは難しいようです。
MISFIT FLASH SHINE2


FLASHは初期不良品で、つけて風呂に入ったらいきなり電池蓋が開いて壊れました。ヨドバシにメールすると新品と交換してくれました。ありがとうヨドバシ。バッテリの持ちがいいのと防水なのがよかったです。

腹が立ったのはSHINE2。

これ設計した人は頭がどうかしてんじゃないかと思うのですが、とにかくベルトからポンポンと外れて落ちます。FLASHはコイン型の本体の側面にしっかりとした溝があり、ベルトにつけて手首に巻いてしまえば外れる事はなかったのですが、SHINE2は側面の溝に脱落防止の効果が全くなく、長袖の服やコートを脱ぎ着すれば100%外れるし、何もしなくてもポンポンと外れて話になりませんでした。一応脱落防止のプラスチックのパーツが付いていたのですが、それをつけても効果は全くなし。結局気づいたらどこかで落としていて見つかりませんでした。コイン型の本体をリングのついたベルトのリング部分にはめ込んで手首に巻いたら常に手首から離れる方向に力を受けるのだから、コインの側面の溝が浅ければ外れるのは当たり前で、なんでこんな形状なのか理解に苦しみます。でも、ここまでひどいものを製品として出すわけがないので、初期不良品だったのかなあ……。
ソフトは可も不可もないできですが、ちょっと面白みに欠けるかも。あと、睡眠を自動で録ってくれるはずなのですが、うまくいかない事が度々ありました。手動で睡眠を記録しようとした時に、UPだと睡眠の深さのグラフを見ながら、たぶんここで寝てここで起きたんだな、と当たりをつけて記録できるのですが、それがやりづらくて苦労しました。
自転車の計測がしたくて足首に巻いてもみましたが(正しい使い方ではないかもしれませんが、靴に留めるクリップが付属していて、足につけて測定することを前提に設計はされている)、足首につけてしまうと椅子に座っているだけで睡眠と勘違いされたり、全然ダメでした。あと、つけてみて改めて足首に巻くガジェットが出ないわけがわかりました。なんか犯罪者っぽい。
こんな書き方だとなんかダメな製品みたいですが、脱落する問題が解決して、睡眠の記録がもうちょっと確実になれば、シンプルで過不足なく、割といい製品、という評価だったかもしれません。
Withings WS-50
フィットネスバンドではなくWi-fiでネットのサービスに体重や体脂肪率を記録してくれる優れもの。家族の記録が録れるのもいいです。記録したデータはiOSのヘルスケアに書き出せるので、他の機器のデータと組み合わせる事ができて便利です。
最初、ヤフオクで3000円で投げ売りしているのを買ったら完全にぶっ壊れていて返品もできず、まさに安物買いの銭失いでした。
amazonがタイムセールで安売りしていたので買い直して、そちらは正常に動いています。
Apple Apple Watch


よくできているけど価格を考えると微妙、という感じ。少なくともバッテリが数日もって、睡眠ログが録れて、iPhoneとのデータのやり取りが数倍速くならないとダメです。
「へいSiri!」って叫んで反応するまで20秒くらい待たされたり、待たされた挙句に反応してくれなかったりするのでは話にならないです。あと、手首につけるガジェットは自動的につけている方の手では操作できないので、指で操作しようとすると絶対に両手を拘束してしまいます。他のフィットネスバンドもそうだけどApple Watchは特に指で操作する機会が多いので操作のたびに両手を使わなければならないのは不便でした。
以前にも書いたけど息をフッと吹きかけるのが画面タッチに相当するようなUIをつけるべきです。絶対に便利です。
今の所、腕時計の画面サイズでできる事よりはるかに高度な事を無理やり実現しようとして、バッテリや反応速度が追いついてきていないという印象です。後継機でそれらの問題が解決したらすごい製品になる、という期待感はあるので将来は楽しみではあるのですが。
GARMIN Vivosmart HR J


GARMINはiPhoneが出る前は自転車用のGPSでよくお世話になっていました。ハードはよくできているけどソフト面が弱く、というかその手の製品によくある多機能だけど使いやすさを考えていないインターフェイスで色々苦労しました。そんなイメージがあったので、Vivosmart HR Jを初めて触った時は、洗練されたデザインとよく練られた操作感でびっくりしました。


心拍を常時計測して5日持つバッテリ、シンプルだけど必要な情報を過不足なく伝えてフリック操作もしやすいディスプレイ、防水、睡眠ログも自動で録れる。サイコンとつなげば自転車のケイデンスも録れる(はず。違ったらすみません)。よくできています。
まあ、UPシリーズの最新モデルとか、Fitbitシリーズを触っていないので、それらと比較したらどうなのか分かりませんが。
ソフトもよくできているのですが、問題がひとつ。iOSのヘルスケアとの連携がものすごく弱いです。睡眠をきちんと記録してくれるのにそのデータが自社のサービスでしか使えず、ヘルスケアに書き出す事ができません。
ヘルスケアとの連携は、構造がわかりづらくて、僕の見落としもあるのかもしれませんが、今のところVivosmart HR Jは歩数は書き出せるけど睡眠も階段の上り下りも心拍も書き出す事ができません。早急に対応して欲しいです。
これが今までで一番いいフィットネスバンドかな、と思ったのですが、使っているうちにちょっと問題が。
アクティビティの記録方法は本体のボタンを押してアクティビティ開始を選ぶのですが、iOSのアプリの方にランニング、ウォーキング、サイクリングといった項目があるので、本体のボタンで記録して、あとでiOS側で何の運動だったのか選択すれば、そこで消費カロリーなどを算出してくれるものだと思っていましたが、サイクリングを記録するには別にサイクルコンピュータが必要みたいで、ない場合は何をやってもランニングとして記録されてしまうようです。
サイクリングはハンドルを握っているので手首が振動せず、一歩も歩かずじっとしていると判定されてしまうので、サイクリングの記録はできませんでした。がっかり。サイコン買ってもいいけど、自転車が複数台あって面倒なんですよね……。あと、睡眠をうまく録ってくれない事があります。これはどの機器でもある事ですが、僕が使ったものの中ではUPシリーズが一番ミスが少なかったです。
まあそんな感じです。大本命のFitbitを試していないのでなんかハンパなレビューですが参考になれば。

個人的にこの手のすべての機器とサービスに声を大にしてお願いしたい事は、計測後のデータの編集を柔軟にして欲しいという事です。僕は自転車に乗ったりウォーキングするとき、開始はボタンを押し忘れる事はそんなにないのですが、終了は8割くらいの確率で停止ボタンを押し忘れます。止め忘れて数時間後にハッと気づいて、泣く泣くその日の運動の記録を削除する、という日々を繰り返してます。全然ログ録れてないじゃん!データの編集機能はなくはないのですが、止め忘れた部分をカットするくらいの事はもっと簡単にできるようにして欲しいです。
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