SPP5.5のMonochrome modeを色々試す
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リューシカ・リューシカ39話が掲載されました。無料のWeb漫画です。ぜひ。
DP3 Merrillの発売と同時に、現像ソフトSPPが5.5にバージョンアップしました。目玉はMonochrome modeです。
単純に彩度を0にするのではなく、Foveonセンサーの特性を最大限に生かしてトーン、グラデーション、ディテールを残す、という事のようです。
で、さっそくSPP5.5にアップグレードして使い始めたわけですが、カラーフィルタを青100%に振るとノイズが減る、という記事を見つけました。
試してみると……

これはISO250で撮影したデイジー。

これはISO1600。高感度になるとディテールが失われ、色がちょっと変になります。黄色が特に変。これをMonochrome modeでモノクロにします。

通常のMonochrome modeのモノクロ。

青100%。このサイズでは差が分かりづらいかもしれませんが、ピクセル等倍で見るとノイズがはっきり低減しています。

花を拡大。上が通常モノクロ、下が青100%。
Foveonのセンサーは青が三層の一番上なので、青が一番情報が豊か、という事のようです。ただ、色を明度に変換する際のバランスが変わるので、ノイズの少ない青をベースに、赤と緑の情報は明度調整のような形で使うようなオプションがあるといいのかもしれません。

スネークヘッド。ISO1600。やはりちょっと変な黄色が入る。でも……

通常モノクロ。ノイジーな色が消え、解像感が増しています。

青100%。ノイズが減る。でも場合によっては少し解像感が落ちる場合もあるみたいです。
今まで、Foveonできれいに撮れるのはISO200までで、ISO400はちょっとノイズが気になり、ISO800がギリギリ使える限界でそれ以上は話にならない感じだったのですが、Monochrome modeによって高感度で撮影した写真にも使い道ができて、表現の幅が広がりました。
もちろんモノクロは色ノイズから逃げるためのものではなくそれ自体が大変面白い表現なので、色々試してみたいと思います。
DP3 Merrillの発売と同時に、現像ソフトSPPが5.5にバージョンアップしました。目玉はMonochrome modeです。
単純に彩度を0にするのではなく、Foveonセンサーの特性を最大限に生かしてトーン、グラデーション、ディテールを残す、という事のようです。
で、さっそくSPP5.5にアップグレードして使い始めたわけですが、カラーフィルタを青100%に振るとノイズが減る、という記事を見つけました。
試してみると……

これはISO250で撮影したデイジー。

これはISO1600。高感度になるとディテールが失われ、色がちょっと変になります。黄色が特に変。これをMonochrome modeでモノクロにします。

通常のMonochrome modeのモノクロ。

青100%。このサイズでは差が分かりづらいかもしれませんが、ピクセル等倍で見るとノイズがはっきり低減しています。

花を拡大。上が通常モノクロ、下が青100%。
Foveonのセンサーは青が三層の一番上なので、青が一番情報が豊か、という事のようです。ただ、色を明度に変換する際のバランスが変わるので、ノイズの少ない青をベースに、赤と緑の情報は明度調整のような形で使うようなオプションがあるといいのかもしれません。

スネークヘッド。ISO1600。やはりちょっと変な黄色が入る。でも……

通常モノクロ。ノイジーな色が消え、解像感が増しています。

青100%。ノイズが減る。でも場合によっては少し解像感が落ちる場合もあるみたいです。
今まで、Foveonできれいに撮れるのはISO200までで、ISO400はちょっとノイズが気になり、ISO800がギリギリ使える限界でそれ以上は話にならない感じだったのですが、Monochrome modeによって高感度で撮影した写真にも使い道ができて、表現の幅が広がりました。
もちろんモノクロは色ノイズから逃げるためのものではなくそれ自体が大変面白い表現なので、色々試してみたいと思います。
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