『自転車は体に悪い!?』は本当か?
ツイート
日経ビジネスに『自転車は体に悪い。性的能力の低下、排ガス被害、骨粗しょう症の原因に』
という記事が掲載されました。
近年の自転車ブームに冷や水を浴びせるようなショッキングなタイトルで、色々なブログやらまとめ記事で引用され、わりと話題になったなあという印象があります。
僕も元の記事を読んだのですが、大仰なタイトルで目を引くけど、読んでみるとものすごく例外的な極端な事例を大げさに言い立てているだけの、(言い方は悪いですが)悪質な煽り記事のように思えました。
記事の中で自転車が体に悪い理由として
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
●排気ガスを吸ってしまう
●骨粗鬆症を起こす
の3つが挙げられています。どれも嘘ではないのですが、何というかかなり極端な条件でしか起きない希な事例を、世界中から何とかかき集めてきて、あたかもそれら全てが普通の自転車乗りに日常的に起きるかのような印象を与えるように書かれていています。
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
については、アメリカの事例で、『警察官、救急隊員など週に25時間以上自転車に乗る人達の間で』性的な能力低下の苦情が多発している。という内容です。
記事によると、鼠蹊部(そけいぶ)にかかる圧力が1平方センチ当たり162グラムの圧力を超える状態が長時間続くと問題が起きるようです。
記事では使っているサドルのタイプがよく分からないですが、どうも先の尖っている細いサドルでの測定のようです。『先の尖っていないサドルでは、1平方センチ当たり71グラム程度で圧力が小さく、障害が少ない』とも書かれています。じゃあそれ使えばいいじゃん。というか、記事の最後では『陰部圧迫の原因は肥満にあり~米国の肥満人口は過去20年間で倍増して云々』という文で終わっていて、要するに、すげー細いサドルで週25時間以上走って、しかも太っている人は気をつけてね、という話のようです。何というか、走り込んでる人達はこの手の問題と対策は常識だし、普通に走っている人には起こらないから関係ない問題です。気になるなら太いサドル使えば?という感じです。女性のケースについても書かれていましたが、意見は同じです。無理はせず、体に合ったサドルを使ってください。『女性の94%がお尻に痛みを感じた事がある』という記述もありますが、これはもう性的トラブルとかじゃなくて、単に自転車に乗り始めた人は最初にまず間違いなくお尻は痛くなるというだけの事です。初めて登山をした人が大抵脚に疲労を感じるのと同じ話です。
というか、記事の中でも最後の方で、先の尖っていないサドルを使えばいい、と書いています。今は窪みがあって鼠径部を圧迫しないサドルが普通にあるのでそれを使えばいいと思います。女性用もあります。自分にぴったり合うサドルに出会うには、いくつか試してみる必要はあるかもしれませんが……。
要するに、ほとんどの人には関係ない事例で、しかもその気になれば簡単に回避できる問題を、ものすごく深刻に大げさに書き立てているだけです。突っ込まれないように最後は『まあでもそんなに心配はないです』という感じに尻すぼみに終わっています。何かずるい。
次。
●排気ガスを吸ってしまう
今度はイギリスの話です。世界中から事例を探さないと、自転車が健康に悪い理由はなかなか見つからないようです。
行われた実験は『自転車と徒歩で通勤する各5人を選んでタンを採取』というもの。人数少なすぎない!?という突っ込みは横道だからまあいいや。結果は『自転車通勤者の肺の中には、徒歩通勤者に比べて2.3倍の黒色も炭素が多い』そうです。『黒色も炭素』は黒色の炭素、の誤記かな?排ガスの煤の微粒子の事のようです。
で、こりゃ大変なのかと思ったら、この記事も末尾は『その危険度は、高血圧や高コレステロール血症よりも低いが、受動喫煙ぐらいの影響はあるとみる』だそうです。低いのかよ!『自転車通勤は大気汚染の餌食』と大げさに煽ったわりに、これまた尻すぼみです。高血圧の人は自転車乗った方が健康によさそうですね(笑)。
とはいえ『受動喫煙くらいの危険』は馬鹿にはできませんし、僕も排気ガスは気になります。僕の場合は都市部を定期的に走っていた時期がありましたが、自然に車の通りの少ない道を選ぶようになり、この問題は簡単に回避できました。どうしても車道を走らなければならない人は、排気ガスを遮断できるマスクがあります。僕もつけた事ありますが、効果はありますがちょっと苦しいです。あと見た目が怪しいです(笑)。
結論としては、まあ排気ガスはよくないとは思うけど、健康に問題が出るレベルで排ガスを吸うのは希なケースだし、その場合ですら健康にプラスの要素の方が多いのではないでしょうか。都市部で、どうしても長時間車道を走らなければならない人(というのが想像しづらいですが)はマスクをしましょう。でも、大きな車道を避けて自分なりのルートを開拓するの楽しいですよ。
●骨粗鬆症を起こす
これはもう完全にこじつけ(笑)。多分本当に自転車が健康に悪い事例が何もなかったのでしょう。
2009年にプロの自転車レースの選手に骨折が相次ぎ調べたところ、自転車は走るのに比べて脚への衝撃が少ないのがいい所なんだけど、そのせいで骨が鍛えられなくて骨が脆いのだとか。
まず2009年に特に自転車選手の骨折が多かったという話は聞いた事がありません(僕が知らないだけかもしれませんが)。プロロードレーサーは『世界一過酷な職業』などと言われる事が多く、実際危険な競技です。骨折する選手は毎年多数います。路上にいる時間と人数がとてつもなく多い競技なので、確率的に転倒して怪我をする選手が多いのはある程度当たり前だと思うのですが、上記のような問題も影響しているのかもしれません。
自転車選手に限らず、体脂肪率の低いアスリート全般に(特に女性には)骨粗鬆症の問題はあるようです。でも、どう考えてもこの一連の話は普通の人には全く関係ありません。記事も、例によって文末は『一般の自転車愛好者には、この心配はほとんどない』で締めくくられています。僕も本当に心の底からそう思います。
記事の内容はひとつひとつは嘘とかデタラメではないです。でも、ショッキングで不安を煽るタイトルで人の興味をひいて、内容はというと、大げさな出だしから『でも別に心配はない』という尻すぼみの連発。
でも、たいていの人はタイトルと派手な見出ししか見ないし、それだけが一人歩きするんですよね。邪推かもしれませんが、正直、それを意図して書いているように見えます。
細いサドルに尻が痛くなるほど長時間座り続ける事や、排気ガスの極端に多い場所を延々走り続ける事は体によくないです。でもそれってなんというかあたりまえの事ですよね。そしてどちらも自転車を趣味にしながら無理なく回避できる事です。長々書いてしまったけど、要するにそれだけの事です。
あまり気にせず、楽しく安全に自転車に乗ればいいのではないかと思います。
という記事が掲載されました。
近年の自転車ブームに冷や水を浴びせるようなショッキングなタイトルで、色々なブログやらまとめ記事で引用され、わりと話題になったなあという印象があります。
僕も元の記事を読んだのですが、大仰なタイトルで目を引くけど、読んでみるとものすごく例外的な極端な事例を大げさに言い立てているだけの、(言い方は悪いですが)悪質な煽り記事のように思えました。
記事の中で自転車が体に悪い理由として
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
●排気ガスを吸ってしまう
●骨粗鬆症を起こす
の3つが挙げられています。どれも嘘ではないのですが、何というかかなり極端な条件でしか起きない希な事例を、世界中から何とかかき集めてきて、あたかもそれら全てが普通の自転車乗りに日常的に起きるかのような印象を与えるように書かれていています。
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
については、アメリカの事例で、『警察官、救急隊員など週に25時間以上自転車に乗る人達の間で』性的な能力低下の苦情が多発している。という内容です。
記事によると、鼠蹊部(そけいぶ)にかかる圧力が1平方センチ当たり162グラムの圧力を超える状態が長時間続くと問題が起きるようです。
記事では使っているサドルのタイプがよく分からないですが、どうも先の尖っている細いサドルでの測定のようです。『先の尖っていないサドルでは、1平方センチ当たり71グラム程度で圧力が小さく、障害が少ない』とも書かれています。じゃあそれ使えばいいじゃん。というか、記事の最後では『陰部圧迫の原因は肥満にあり~米国の肥満人口は過去20年間で倍増して云々』という文で終わっていて、要するに、すげー細いサドルで週25時間以上走って、しかも太っている人は気をつけてね、という話のようです。何というか、走り込んでる人達はこの手の問題と対策は常識だし、普通に走っている人には起こらないから関係ない問題です。気になるなら太いサドル使えば?という感じです。女性のケースについても書かれていましたが、意見は同じです。無理はせず、体に合ったサドルを使ってください。『女性の94%がお尻に痛みを感じた事がある』という記述もありますが、これはもう性的トラブルとかじゃなくて、単に自転車に乗り始めた人は最初にまず間違いなくお尻は痛くなるというだけの事です。初めて登山をした人が大抵脚に疲労を感じるのと同じ話です。
というか、記事の中でも最後の方で、先の尖っていないサドルを使えばいい、と書いています。今は窪みがあって鼠径部を圧迫しないサドルが普通にあるのでそれを使えばいいと思います。女性用もあります。自分にぴったり合うサドルに出会うには、いくつか試してみる必要はあるかもしれませんが……。
要するに、ほとんどの人には関係ない事例で、しかもその気になれば簡単に回避できる問題を、ものすごく深刻に大げさに書き立てているだけです。突っ込まれないように最後は『まあでもそんなに心配はないです』という感じに尻すぼみに終わっています。何かずるい。
次。
●排気ガスを吸ってしまう
今度はイギリスの話です。世界中から事例を探さないと、自転車が健康に悪い理由はなかなか見つからないようです。
行われた実験は『自転車と徒歩で通勤する各5人を選んでタンを採取』というもの。人数少なすぎない!?という突っ込みは横道だからまあいいや。結果は『自転車通勤者の肺の中には、徒歩通勤者に比べて2.3倍の黒色も炭素が多い』そうです。『黒色も炭素』は黒色の炭素、の誤記かな?排ガスの煤の微粒子の事のようです。
で、こりゃ大変なのかと思ったら、この記事も末尾は『その危険度は、高血圧や高コレステロール血症よりも低いが、受動喫煙ぐらいの影響はあるとみる』だそうです。低いのかよ!『自転車通勤は大気汚染の餌食』と大げさに煽ったわりに、これまた尻すぼみです。高血圧の人は自転車乗った方が健康によさそうですね(笑)。
とはいえ『受動喫煙くらいの危険』は馬鹿にはできませんし、僕も排気ガスは気になります。僕の場合は都市部を定期的に走っていた時期がありましたが、自然に車の通りの少ない道を選ぶようになり、この問題は簡単に回避できました。どうしても車道を走らなければならない人は、排気ガスを遮断できるマスクがあります。僕もつけた事ありますが、効果はありますがちょっと苦しいです。あと見た目が怪しいです(笑)。
結論としては、まあ排気ガスはよくないとは思うけど、健康に問題が出るレベルで排ガスを吸うのは希なケースだし、その場合ですら健康にプラスの要素の方が多いのではないでしょうか。都市部で、どうしても長時間車道を走らなければならない人(というのが想像しづらいですが)はマスクをしましょう。でも、大きな車道を避けて自分なりのルートを開拓するの楽しいですよ。
●骨粗鬆症を起こす
これはもう完全にこじつけ(笑)。多分本当に自転車が健康に悪い事例が何もなかったのでしょう。
2009年にプロの自転車レースの選手に骨折が相次ぎ調べたところ、自転車は走るのに比べて脚への衝撃が少ないのがいい所なんだけど、そのせいで骨が鍛えられなくて骨が脆いのだとか。
まず2009年に特に自転車選手の骨折が多かったという話は聞いた事がありません(僕が知らないだけかもしれませんが)。プロロードレーサーは『世界一過酷な職業』などと言われる事が多く、実際危険な競技です。骨折する選手は毎年多数います。路上にいる時間と人数がとてつもなく多い競技なので、確率的に転倒して怪我をする選手が多いのはある程度当たり前だと思うのですが、上記のような問題も影響しているのかもしれません。
自転車選手に限らず、体脂肪率の低いアスリート全般に(特に女性には)骨粗鬆症の問題はあるようです。でも、どう考えてもこの一連の話は普通の人には全く関係ありません。記事も、例によって文末は『一般の自転車愛好者には、この心配はほとんどない』で締めくくられています。僕も本当に心の底からそう思います。
記事の内容はひとつひとつは嘘とかデタラメではないです。でも、ショッキングで不安を煽るタイトルで人の興味をひいて、内容はというと、大げさな出だしから『でも別に心配はない』という尻すぼみの連発。
でも、たいていの人はタイトルと派手な見出ししか見ないし、それだけが一人歩きするんですよね。邪推かもしれませんが、正直、それを意図して書いているように見えます。
細いサドルに尻が痛くなるほど長時間座り続ける事や、排気ガスの極端に多い場所を延々走り続ける事は体によくないです。でもそれってなんというかあたりまえの事ですよね。そしてどちらも自転車を趣味にしながら無理なく回避できる事です。長々書いてしまったけど、要するにそれだけの事です。
あまり気にせず、楽しく安全に自転車に乗ればいいのではないかと思います。
- 関連記事
-
- 『自転車は体に悪い!?』は本当か? (2012/05/13)
- やっと自転車カメラで観られる動画が撮れた (2011/06/05)
- そしてSTRIDAがやって来た! (2009/10/11)
スポンサーサイト
コメントの投稿
自転車好きな人の持論じゃないですかね。
あと、例えばなしで海外の話を出しても説得力ないんですよ?
文化が違うんですから、日本で例えてください
あと、例えばなしで海外の話を出しても説得力ないんですよ?
文化が違うんですから、日本で例えてください
No title
日経の記事なので、あまり気にしない方がいいですよ。docomoのiphone記事然り、最近の政経関連の提灯記事然り。
記者の質が低下しているのです。ろくに取材もしないらしいですよ。
取材しないで、聞きかじりを記事にして、ネットの書き込みといったい何が違うのかと。
記者の質が低下しているのです。ろくに取材もしないらしいですよ。
取材しないで、聞きかじりを記事にして、ネットの書き込みといったい何が違うのかと。
チャリ好きに衝撃のニュース 「自転車は体に悪い」!?―【私の論評】わけのわからない自転車批判、その他も似たようなものか!!特にマクロ経済は!!
こんにちは。チャリは体に悪いとの、記事が日経ビジネスに掲載されていました。これなど、すぐに鵜呑みにする人はほとんどいないと思います。だから実害は少ないと思います。しかし、世の中には、まことしやかに真実ではないことが、真実であるかのように報道されていることがいくらでもあります。たとえば、タバコの害もそうです。これは、アスベストの害と比較すると、その根拠がかなり脆弱です。それから、地球温暖化二酸化炭素説ならびに、災厄説です。これも、実際に調べてみると、根拠がかなり脆弱です。そうして、極めつけは、財務省、日銀による経済に関する間違い情報や、それをスルーして報道する新聞などのメディアです。ただし、日本の場合さすがに、財務省、日銀でも、記録として残る統計資料自体は、改竄はしていないようです。というより、間違わないように、細心の注意を払っているようです。これが、中国だと、統計の改竄なども行われています。私たちは、このような事実があることを認識して、幻惑されることなく、日々メディアの取捨選択を行っていく必要があります。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。
結局は自転車が正解
鉄道やバス通勤、自動車通勤組の人らより、颯爽と健康的に移動する自転車通勤組のほうが、健康診断数値、例外なく良好ですからねえ。
身体つきも細く引き締まってるはずですよ。女性も男性もナイスバディに。身体の内面もナイスですね。
これはもうはっきりとした、純然たる事実です。自転車通勤組は時が経つにつれ、スマートで健康的な身体になっていきます。
脚が太くなる?ノーノー、逆です。自転車で 脚は 細くなる。適切なフィッティング、ポジション出しをして、ギア・チェンジを駆使して軽いギアで進むことを心がけてください。自転車が備える美脚痩身健康効果が、更に更にアップしますから。安心してください。
すぐに長距離もラクにこなせるようになりますよ。長距離がこなせるようになれば、長時間の有酸素運動が実現する。無理なく健康な身体になれる理想的なダイエット、フィットネスの実現可能なツール、それが自転車と言えましょう。
定評のある有名なスポーツ自転車専門店であれば、適切な自転車チョイス、フィッティング(ポジション出し)、ペダリングまで丁寧に教えてくださるでしょう。WEBや書籍、DVD等でも情報は豊富に揃っていますので、助けとなるはずです。
また、数々のダイエットに比べて、自転車ダイエットは成功しやすいそうです。
風を受けるためあまり汗をかかない、ヒザにやさしい、ランニングのように内蔵が大きく上下しないなど、身体の体感負担が少なく、その割に運動量や消費カロリーはその割にしっかりある、日頃の移動ツールとしても優れているからですね。
継続的なフィットネス、ダイエットの成功につながりやすい条件が、自転車には揃っていると言えます。
それにしても、日経さんは、わざわざ自誌の信用を落とすような記事を書いて、何がやりたかったのでしょうか。
自動車やオートバイ、鉄道に依存しての高血糖、高血圧、肥満、生活習慣病、メタボリック症候群、それに伴う恐ろしい合併症。
自転車ですべて解決できるものですし、だからこそ自転車は選ばれているのですから。
競輪選手やロードレース選手のなかで、おにんにんの問題が蔓延してるなんて話なんて聞いたこともない。むしろ元気いっぱいでしょう?
ついでにエネルギー問題も自転車徹底活用でどうですか? ほとんど電気もガスも石油も使いませんよ?
そんな自転車活用を誤解を招く極端な記事で妨害するなんて、とんでもない! 時代と逆行してます!
ついでに世界先進諸国らが注力している自動車抑制、自転車活用奨励行政とも逆行! ですよ~?
それに、日本でも世界でも、お医者さんの自転車愛好家もたくさんおられる事実。そしてブッシュ大統領は一流の医師らの奨めにより、自転車を選びました。
もう悩む必要はないでしょう。まだの方は自転車を始め、もう自転車にお乗りの方はそれを継続すれば良い。それだけです。
身体つきも細く引き締まってるはずですよ。女性も男性もナイスバディに。身体の内面もナイスですね。
これはもうはっきりとした、純然たる事実です。自転車通勤組は時が経つにつれ、スマートで健康的な身体になっていきます。
脚が太くなる?ノーノー、逆です。自転車で 脚は 細くなる。適切なフィッティング、ポジション出しをして、ギア・チェンジを駆使して軽いギアで進むことを心がけてください。自転車が備える美脚痩身健康効果が、更に更にアップしますから。安心してください。
すぐに長距離もラクにこなせるようになりますよ。長距離がこなせるようになれば、長時間の有酸素運動が実現する。無理なく健康な身体になれる理想的なダイエット、フィットネスの実現可能なツール、それが自転車と言えましょう。
定評のある有名なスポーツ自転車専門店であれば、適切な自転車チョイス、フィッティング(ポジション出し)、ペダリングまで丁寧に教えてくださるでしょう。WEBや書籍、DVD等でも情報は豊富に揃っていますので、助けとなるはずです。
また、数々のダイエットに比べて、自転車ダイエットは成功しやすいそうです。
風を受けるためあまり汗をかかない、ヒザにやさしい、ランニングのように内蔵が大きく上下しないなど、身体の体感負担が少なく、その割に運動量や消費カロリーはその割にしっかりある、日頃の移動ツールとしても優れているからですね。
継続的なフィットネス、ダイエットの成功につながりやすい条件が、自転車には揃っていると言えます。
それにしても、日経さんは、わざわざ自誌の信用を落とすような記事を書いて、何がやりたかったのでしょうか。
自動車やオートバイ、鉄道に依存しての高血糖、高血圧、肥満、生活習慣病、メタボリック症候群、それに伴う恐ろしい合併症。
自転車ですべて解決できるものですし、だからこそ自転車は選ばれているのですから。
競輪選手やロードレース選手のなかで、おにんにんの問題が蔓延してるなんて話なんて聞いたこともない。むしろ元気いっぱいでしょう?
ついでにエネルギー問題も自転車徹底活用でどうですか? ほとんど電気もガスも石油も使いませんよ?
そんな自転車活用を誤解を招く極端な記事で妨害するなんて、とんでもない! 時代と逆行してます!
ついでに世界先進諸国らが注力している自動車抑制、自転車活用奨励行政とも逆行! ですよ~?
それに、日本でも世界でも、お医者さんの自転車愛好家もたくさんおられる事実。そしてブッシュ大統領は一流の医師らの奨めにより、自転車を選びました。
もう悩む必要はないでしょう。まだの方は自転車を始め、もう自転車にお乗りの方はそれを継続すれば良い。それだけです。