eyefi mobi proをいただいた。撮った写真がその場でiPhoneに。即シェアできる!
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アイファイジャパン様より新発売のeyefi mobi proをいただきました。Twitterで国内発売に関する記事をつぶやいたのが目に止まったようです。
つぶやいてみるもんですね。で、しばらく使ってみたので感想などを。ただで貰っちゃうといい事しか書けないんじゃないとか、と思われそうですが(そんな事ないか)、まあこれを見てくださいよ。

初代から、速度や容量が上がるたびに買い増し続けて、ついに13枚ですよ!入れられるカメラが13台ある事もキモいですが(ここに表示されているカメラの何台かはもう手放していますが)、どんだけ無線で画像を送りたいんだよ!
さらにこの写真を見てくださいよ。

なかなか良かったのでまんまとSX700HS用とタマゴ( •~•)のCOOLPIX S32用にも買ってしまいましたよ。こっちは自腹ですよ。さらにこの写真撮ったあとで16Gと32Gを一枚ずつ買いましたよ。
……というわけでこんだけ散財してるんだから自由に書きますよ。
僕は初代からEye-Fi Pro X2 16Gまで、かなりヘビーに使っていました。Eye-FiのためだけにPocket WiFiを契約していたくらいです。しかしSIGMAのカメラを使うようになって、書き込み速度に不満を感じるようになったり、非対応だからかエラーが出る事があったり、RAWファイルが巨大すぎて無線での転送は時間がかかりすぎて現実的でなかったり、当時のSIGMAのカメラのjpegは画質が不安定であまり使えなかったりで、Eye-Fiカードの使用頻度はかなり落ちていました。
サブカメラのRX100やSX700HS、leica x1やGoProなどでは使っていましたが、一人でこんなに大量のEye-Fiカードを使う事は想定されていないみたいで、flickrにアップロードする時にカードごとにタグが設定できなくて(僕が見落としているのかもしれませんが)使用しているカメラの名称をタグに登録できなかったり、こまごまとした不満はありました。
少し前に名称やパッケージデザインが変わって、PCやwebサービスに転送する使い方からスマホに転送する使い方がメインになったあたりで、僕はiPhoneの写真もバックアップの意味も兼ねてflickrにあげているので、Eye-FiでiPhoneに転送してしまうと同じ写真が二枚flickrに上がる事になったりして管理が面倒になり、iPhone連携は使わず、サブカメラで従来通りのPCとflickr転送だけ、という使い方に落ち着いてしまいました。
今回、SIGMAのカメラに正式対応になり、書き込み速度もあがり、転送したい写真をカメラから選べるようになり(これは前からか)、再びちょっと興味が出ました。SIGMAのカメラ(とか他のミラーレスカメラとか)を使っていて不満に感じる事のひとつは、散歩していてなにか興味を引くものを見つけて写真に撮っても、帰宅してMacに転送して現像するまで誰にも伝えられない、という事です。結局、デジカメで撮って、iPhoneでも撮って、とりあえずiPhoneで撮った写真をシェアするのですが、帰宅して改めてデジカメで撮った同じ写真をアップしてつぶやくか、と言えばそんな事はしないですよね。結局撮っただけで終わってしまう。そのあたりが改善できたらいいのですが、さてどうでしょう。

パッケージはこんな感じです……。とちょっとおしゃれな感じに撮ろうとしたらタマゴ( •~•)が興味津々で寄ってきて全力で邪魔するので撮れない!

( •⌓•)「動かさないで!」
( •~•)「うごかす!」
……何でも言った事の逆をしたがります。魔の二歳児です。「どらげる?」と聞くと「どらげない!」と答えるほどのあまのじゃくぶりです。

………あー。

開けるとこんな感じ。背景は気にしないで。
中身はeyefi mobi proカードとアクティベーションコードを書かれたカードとカードリーダーだけ。シンプルです。
で、SIGMAのカメラに対応したという事なので、dp3 Quattroに入れてみました。
僕のような古くからのeye-fiユーザーだと、eye-fi centerという常駐アプリでカードを管理して、Pocket WiFiみたいなモバイルルーターを持ち歩いて撮った写真をどんどんflickrなどのサービスにプライベートモードで投稿して、シェアしたい写真だけiPhoneやPCから設定をパブリックに切り替えてシェア。というような使い方を想定しているかと思うのですが、しばらく遠ざかっていた間に、もう別物といっていいくらいカテゴリの違う製品になっていました。
ここでちょっと話を戻して、僕は最初、Eye-Fi centerをインストールしたままのMacに繋いでしまって旧Eye-Fiとして登録してしまい、おかしな事になったのでフォーマットしてやり直しました。マニュアルを見ると、Eye-Fi centerはアンインストールして、eyefi mobiデスクトップという新しいアプリをインストールするようです。スマホアプリも新しくなってます。ここで問題が。
『俺の13枚もの旧Eye-Fiカードは使えないの!?』
問い合わせたところ、新しいeyefi mobiデスクトップでは旧Eye-Fiカードは使えず、一台のPCで新旧のカードの併用は無理みたいです。ワーオ。僕はサブマシンにEye-Fi centerを入れ直して新旧併用する事にしましたが、旧Eye-Fiカードを持っている人はちょっと注意が必要です。
僕は従来の使い方に慣れていたので、逆に色々戸惑いましたが、一度気持ち(とMacの環境設定)をリセットして、最初からやってみたら、カードを開封してから使えるようになるまでに必要な工程が大幅に簡略化されていて、ほんの数分で使用開始する事ができました。
まあ、僕はeyefiクラウドアカウントをすでに持っていたり、Wi-Fi機器の設定に慣れているのもありますが。でもMacにカードを挿すとアクティベーションコードが自動表示されたり、ユーザーの負担を最小にするためにやれることはやりきった、という感じがして好印象です。
で、dp3 Quattroにeyefi mobi proを入れて散歩に出ました。忙しくてブログを書くのが遅くなって、写真は桜の季節ですが…。

神代植物園の植物多様性センター。

植物パズルで遊ぶ( •~•)。

神代植物園。

桜。
最初、Y!mobileのpocketWi-Fiをつけていましたが、むしろiPhoneとの同期の邪魔になるのでiPhoneがあるならもうeyefi mobiとiPhoneだけの方がいいみたいです。これも、古いeye-fiに慣れていたせいで逆に戸惑った点です。
pocketWi-Fiを切ったらiPhoneのアプリの画面にeyefiカードを見つけた、と表示が出てdp3 Quattroで撮ったJPEG画像がスパスパと転送されてきました。1枚転送するのに2〜10秒くらいかかります。だいたいは5秒以内です。思ったより全然速い!
カメラの電源を入れたまま使うか、撮るたびに電源を落とすタイミングを少し遅らせれば、よほど連写しない限り、カメラで撮った写真がそのままiPhoneに転送されてすぐ使えます。デジカメで撮ってその場ですぐツイートする、という使い方が当たり前にできます。素晴らしいです。pocketWi-Fiは解約する事になりそうです。
iPhone側では、そのままカメラロールに入るのではなく、一旦eyefi mobiのアプリ側で保存して、Wi-Fi接続時にeyefiクラウドというサービスに転送します。LTE接続時にも転送できますが僕の場合はオンにしたらすぐ転送量限界になってしまいそうなので切っています。
そういう仕組みなので、iPhoneに転送された写真とカメラのSDカードの写真と二重にバックアップされる事もなく、個人的には大変便利です。eyefiクラウドは有料なので、flickr、icloudとすでにふたつ写真管理のために有料サービスに加入している身としては、どこかに一元化できないものかと思いますが……。
僕の個人的な使い方としては、RAW転送は時間がかかるので基本は使わず、dp Quattroやα7IIで撮ったjpegの写真をその場でiPhoneにどんどん転送して、すぐ見せたいものはそのままツイート、もしくはinstagramでツイート、大きなサイズで見せたいものはflickrに投稿してflickstackrというアプリからTwitterに投稿、帰宅したら普通のSDカードのようにカードリーダーでMacに接続して、RAWファイルごとMacにコピーして現像。という流れになります。RAWを使わないか、撮る枚数が少なければカメラからカードを取り出さずに運用することも可能だと思います。
eyefi Mobiの性能をフルに引き出す使い方ではないかもしれませんが、とにかくお気に入りのカメラで撮った写真が撮って数秒後にはもうiPhoneに収まっている、というのは大変快適です。
問題としては、時々転送が始まらなくて、カメラの電源を入れ直したり、iPhoneのアプリを立ち上げ直したりする必要がある事です。
Wi-Fiスポットがたくさんある場所などでは仕方ないのかもしれませんが、iPhoneアプリ側に接続状態を常時表示して、途切れたらボタンひとつで再接続に行く機能をつけるとか、そういう機能を持ったAppleWatchアプリを出して欲しいです。
また、iPhoneのeyefi Mobiアプリはカメラからの転送が終わるとeyefiクラウドにアップロードを開始して、Wi-Fiがない時は待機状態になるのですが、一時的にeyefiクラウドにアップしないというモードをつくって、常時カメラとの接続を優先するモードがほしいです。数分間隔で写真を撮っていると(スナップなどでは普通の事だと思うのですが)iPhoneアプリがeyefi Mobiカードを探しに行ったりeyefiクラウドにアップするためにWi-Fiスポットを探しに行ったりでWi-Fi接続先がコロコロと入れ替わって、それが挙動の不安定を招いている気がするので。
……などといろいろ書いてしまいましたが、1枚いただいてすぐ4枚買い増している事でも分かるように(笑)大変気に入っています。特にdp Quattroの写真が撮ってすぐiPhoneに転送できて、SNSに投稿できるのはとてもありがたいです。バッテリの減りはそれなりに早くなりますが……。
高精細の大型タッチパネル液晶と高速CPUを持ち、ネットに常時接続しているスマートフォンとデジカメを比較すると、センサーサイズとレンズ性能以外でデジカメが勝っている部分はほとんどありません。カメラが生き残る方法は、スマホでは置き換えられないほどカメラとしての性能を上げるか、徹底的にスマホと連動してスマホのカメラ機能をうまく補完するかしかないのではないかと(本当はあといくつかあると思うけど長くなるので別な機会に)思います。eyefi Mobiは高画質のデジカメの写真を撮って、スマホをつければもうライブラリに今撮った写真が入っている、というくらいスマートな連携で高画質のカメラと簡単に写真をシェアできるスマホのいいとこ取りができる製品です。

……とここまで書いたところでアプリがバージョンアップして、スマートタグ機能がつきました。そのへんはまた次の機会に。
ILLUSTRATION ARTIST 150、表紙を担当しました。よろしくです。
フルカラー漫画『リューシカ…リューシカ』連載中です。Web掲載分は無料で読めます。ぜひ。
単行本9巻
もよろしくです。
RAW転送に対応した「Eyefi Mobi Pro」が国内発売 - デジカメ Watch - SIGMAのカメラも対応。転送速度が速ければ使ってみようかな http://t.co/aBlaSlibE0
— 安倍吉俊 (@abfly) 2015, 3月 25
つぶやいてみるもんですね。で、しばらく使ってみたので感想などを。ただで貰っちゃうといい事しか書けないんじゃないとか、と思われそうですが(そんな事ないか)、まあこれを見てくださいよ。

初代から、速度や容量が上がるたびに買い増し続けて、ついに13枚ですよ!入れられるカメラが13台ある事もキモいですが(ここに表示されているカメラの何台かはもう手放していますが)、どんだけ無線で画像を送りたいんだよ!
さらにこの写真を見てくださいよ。

なかなか良かったのでまんまとSX700HS用とタマゴ( •~•)のCOOLPIX S32用にも買ってしまいましたよ。こっちは自腹ですよ。さらにこの写真撮ったあとで16Gと32Gを一枚ずつ買いましたよ。
……というわけでこんだけ散財してるんだから自由に書きますよ。
僕は初代からEye-Fi Pro X2 16Gまで、かなりヘビーに使っていました。Eye-FiのためだけにPocket WiFiを契約していたくらいです。しかしSIGMAのカメラを使うようになって、書き込み速度に不満を感じるようになったり、非対応だからかエラーが出る事があったり、RAWファイルが巨大すぎて無線での転送は時間がかかりすぎて現実的でなかったり、当時のSIGMAのカメラのjpegは画質が不安定であまり使えなかったりで、Eye-Fiカードの使用頻度はかなり落ちていました。
サブカメラのRX100やSX700HS、leica x1やGoProなどでは使っていましたが、一人でこんなに大量のEye-Fiカードを使う事は想定されていないみたいで、flickrにアップロードする時にカードごとにタグが設定できなくて(僕が見落としているのかもしれませんが)使用しているカメラの名称をタグに登録できなかったり、こまごまとした不満はありました。
少し前に名称やパッケージデザインが変わって、PCやwebサービスに転送する使い方からスマホに転送する使い方がメインになったあたりで、僕はiPhoneの写真もバックアップの意味も兼ねてflickrにあげているので、Eye-FiでiPhoneに転送してしまうと同じ写真が二枚flickrに上がる事になったりして管理が面倒になり、iPhone連携は使わず、サブカメラで従来通りのPCとflickr転送だけ、という使い方に落ち着いてしまいました。
今回、SIGMAのカメラに正式対応になり、書き込み速度もあがり、転送したい写真をカメラから選べるようになり(これは前からか)、再びちょっと興味が出ました。SIGMAのカメラ(とか他のミラーレスカメラとか)を使っていて不満に感じる事のひとつは、散歩していてなにか興味を引くものを見つけて写真に撮っても、帰宅してMacに転送して現像するまで誰にも伝えられない、という事です。結局、デジカメで撮って、iPhoneでも撮って、とりあえずiPhoneで撮った写真をシェアするのですが、帰宅して改めてデジカメで撮った同じ写真をアップしてつぶやくか、と言えばそんな事はしないですよね。結局撮っただけで終わってしまう。そのあたりが改善できたらいいのですが、さてどうでしょう。

パッケージはこんな感じです……。とちょっとおしゃれな感じに撮ろうとしたらタマゴ( •~•)が興味津々で寄ってきて全力で邪魔するので撮れない!

( •⌓•)「動かさないで!」
( •~•)「うごかす!」
……何でも言った事の逆をしたがります。魔の二歳児です。「どらげる?」と聞くと「どらげない!」と答えるほどのあまのじゃくぶりです。

………あー。

開けるとこんな感じ。背景は気にしないで。
中身はeyefi mobi proカードとアクティベーションコードを書かれたカードとカードリーダーだけ。シンプルです。
で、SIGMAのカメラに対応したという事なので、dp3 Quattroに入れてみました。
僕のような古くからのeye-fiユーザーだと、eye-fi centerという常駐アプリでカードを管理して、Pocket WiFiみたいなモバイルルーターを持ち歩いて撮った写真をどんどんflickrなどのサービスにプライベートモードで投稿して、シェアしたい写真だけiPhoneやPCから設定をパブリックに切り替えてシェア。というような使い方を想定しているかと思うのですが、しばらく遠ざかっていた間に、もう別物といっていいくらいカテゴリの違う製品になっていました。
ここでちょっと話を戻して、僕は最初、Eye-Fi centerをインストールしたままのMacに繋いでしまって旧Eye-Fiとして登録してしまい、おかしな事になったのでフォーマットしてやり直しました。マニュアルを見ると、Eye-Fi centerはアンインストールして、eyefi mobiデスクトップという新しいアプリをインストールするようです。スマホアプリも新しくなってます。ここで問題が。
『俺の13枚もの旧Eye-Fiカードは使えないの!?』
問い合わせたところ、新しいeyefi mobiデスクトップでは旧Eye-Fiカードは使えず、一台のPCで新旧のカードの併用は無理みたいです。ワーオ。僕はサブマシンにEye-Fi centerを入れ直して新旧併用する事にしましたが、旧Eye-Fiカードを持っている人はちょっと注意が必要です。
僕は従来の使い方に慣れていたので、逆に色々戸惑いましたが、一度気持ち(とMacの環境設定)をリセットして、最初からやってみたら、カードを開封してから使えるようになるまでに必要な工程が大幅に簡略化されていて、ほんの数分で使用開始する事ができました。
まあ、僕はeyefiクラウドアカウントをすでに持っていたり、Wi-Fi機器の設定に慣れているのもありますが。でもMacにカードを挿すとアクティベーションコードが自動表示されたり、ユーザーの負担を最小にするためにやれることはやりきった、という感じがして好印象です。
で、dp3 Quattroにeyefi mobi proを入れて散歩に出ました。忙しくてブログを書くのが遅くなって、写真は桜の季節ですが…。

神代植物園の植物多様性センター。

植物パズルで遊ぶ( •~•)。

神代植物園。

桜。
最初、Y!mobileのpocketWi-Fiをつけていましたが、むしろiPhoneとの同期の邪魔になるのでiPhoneがあるならもうeyefi mobiとiPhoneだけの方がいいみたいです。これも、古いeye-fiに慣れていたせいで逆に戸惑った点です。
pocketWi-Fiを切ったらiPhoneのアプリの画面にeyefiカードを見つけた、と表示が出てdp3 Quattroで撮ったJPEG画像がスパスパと転送されてきました。1枚転送するのに2〜10秒くらいかかります。だいたいは5秒以内です。思ったより全然速い!
カメラの電源を入れたまま使うか、撮るたびに電源を落とすタイミングを少し遅らせれば、よほど連写しない限り、カメラで撮った写真がそのままiPhoneに転送されてすぐ使えます。デジカメで撮ってその場ですぐツイートする、という使い方が当たり前にできます。素晴らしいです。pocketWi-Fiは解約する事になりそうです。
iPhone側では、そのままカメラロールに入るのではなく、一旦eyefi mobiのアプリ側で保存して、Wi-Fi接続時にeyefiクラウドというサービスに転送します。LTE接続時にも転送できますが僕の場合はオンにしたらすぐ転送量限界になってしまいそうなので切っています。
そういう仕組みなので、iPhoneに転送された写真とカメラのSDカードの写真と二重にバックアップされる事もなく、個人的には大変便利です。eyefiクラウドは有料なので、flickr、icloudとすでにふたつ写真管理のために有料サービスに加入している身としては、どこかに一元化できないものかと思いますが……。
僕の個人的な使い方としては、RAW転送は時間がかかるので基本は使わず、dp Quattroやα7IIで撮ったjpegの写真をその場でiPhoneにどんどん転送して、すぐ見せたいものはそのままツイート、もしくはinstagramでツイート、大きなサイズで見せたいものはflickrに投稿してflickstackrというアプリからTwitterに投稿、帰宅したら普通のSDカードのようにカードリーダーでMacに接続して、RAWファイルごとMacにコピーして現像。という流れになります。RAWを使わないか、撮る枚数が少なければカメラからカードを取り出さずに運用することも可能だと思います。
eyefi Mobiの性能をフルに引き出す使い方ではないかもしれませんが、とにかくお気に入りのカメラで撮った写真が撮って数秒後にはもうiPhoneに収まっている、というのは大変快適です。
問題としては、時々転送が始まらなくて、カメラの電源を入れ直したり、iPhoneのアプリを立ち上げ直したりする必要がある事です。
Wi-Fiスポットがたくさんある場所などでは仕方ないのかもしれませんが、iPhoneアプリ側に接続状態を常時表示して、途切れたらボタンひとつで再接続に行く機能をつけるとか、そういう機能を持ったAppleWatchアプリを出して欲しいです。
また、iPhoneのeyefi Mobiアプリはカメラからの転送が終わるとeyefiクラウドにアップロードを開始して、Wi-Fiがない時は待機状態になるのですが、一時的にeyefiクラウドにアップしないというモードをつくって、常時カメラとの接続を優先するモードがほしいです。数分間隔で写真を撮っていると(スナップなどでは普通の事だと思うのですが)iPhoneアプリがeyefi Mobiカードを探しに行ったりeyefiクラウドにアップするためにWi-Fiスポットを探しに行ったりでWi-Fi接続先がコロコロと入れ替わって、それが挙動の不安定を招いている気がするので。
……などといろいろ書いてしまいましたが、1枚いただいてすぐ4枚買い増している事でも分かるように(笑)大変気に入っています。特にdp Quattroの写真が撮ってすぐiPhoneに転送できて、SNSに投稿できるのはとてもありがたいです。バッテリの減りはそれなりに早くなりますが……。
高精細の大型タッチパネル液晶と高速CPUを持ち、ネットに常時接続しているスマートフォンとデジカメを比較すると、センサーサイズとレンズ性能以外でデジカメが勝っている部分はほとんどありません。カメラが生き残る方法は、スマホでは置き換えられないほどカメラとしての性能を上げるか、徹底的にスマホと連動してスマホのカメラ機能をうまく補完するかしかないのではないかと(本当はあといくつかあると思うけど長くなるので別な機会に)思います。eyefi Mobiは高画質のデジカメの写真を撮って、スマホをつければもうライブラリに今撮った写真が入っている、というくらいスマートな連携で高画質のカメラと簡単に写真をシェアできるスマホのいいとこ取りができる製品です。

……とここまで書いたところでアプリがバージョンアップして、スマートタグ機能がつきました。そのへんはまた次の機会に。
ILLUSTRATION ARTIST 150、表紙を担当しました。よろしくです。
フルカラー漫画『リューシカ…リューシカ』連載中です。Web掲載分は無料で読めます。ぜひ。
単行本9巻
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