DP Quattro発表で僕の中でSIGMAがAppleを抜いて一番ワクワクするメーカーに
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まあ、俺ランキングとかどうとでもいいのですが(笑)、とにかく最近のSIGMAは素晴らしいです。
今回発表されたこのdp2 Quattroですが、最初リーク画像を見た時はまあ絶対フェイクだと思いました。噂すら出ていませんでしたし。でも本当でした。すごいサプライズ。
デザイン以上に驚いたのが新Foveonセンサー。新型だけど4600万画素相当から3900万画素相当に数字が下がってる。でも、旧Foveon X3の1530万画素×3層(青、緑、赤)から1層(青)が2000万画素、下2層(緑、赤)が490万画素という構成になって、解像度は1層で稼ぎ、下2層はあえて解像度を下げて1画素あたりの受け取れる光の量を上げて光量が足りない時に出るノイズを低減させる、という構造らしい(解説はここが分かりやすいです)。
結果として解像度を30%上げつつ暗所性能も上がり、かつデータ量が減るので画像生成の演算時間が短縮されて書き込み速度も上がるという、いい事ずくめの製品になっているようで、とにかく楽しみです。
DP Quattroは一見奇抜に見えるんだけど、何と言うか周囲を見回して誰もやっていない事をやるというような底の浅い奇抜さではなく、自分たちの求める性能を徹底的に追求した結果、誰も到達しないポイントまで行ってしまった、という潔さを感じます。大変すがすがしいです。
この『うわー突き抜けとる』という感じ、未来を一足先に手に入れられるのでは、という期待感は、Appleの新製品の発表の時の感じに似ています。iMacやiPod、iPhone、MacBook Airなどが出た時に感じた高揚感と重なるのです。
製品を見て初めて『ああ、自分は実はこれが欲しかったんだ』と気づく感じです。自分の無意識の声に応えてもらえたような気がするので、気持ちが上がるのでしょうね。
iPhone以降のAppleは、あまりに大きくなりすぎ、新しいもの好きのニッチな製品ではなく全人類が使うようなものすごい一般性の高い製品をつくる事を求められる会社になったので(それは本当にすごい事なのだけど)、今でも大好きだし新製品はワクワクしながら発売日に買うのですが、以前ほど熱を込めて応援する必要性を感じなくなりました。今、誰かにApple製品の良さを熱っぽく説明し始めたらアホだと思われますよね。みんな使ってるんだから(笑)。
で、今のSIGMAに、いいもの作ってるのに少数派だった昔のAppleのような、応援したくなる何かを感じるのです。
カメラは、スマートフォンに飲み込まれつつあります。カメラだけでなく、いろんなものがスマホに飲み込まれています。
スマホは人類の生活を大きく変えるようなとてつもない発明品で、スマホで代用が効く単機能の製品は、だいたいスマホに飲まれて消えたり、存在感を失う運命にあります。ハンディGPSとか自転車ナビとか、電子辞書とか固定電話とかボイスレコーダーとか皮肉だけどiPodとか、携帯ゲーム機とか。なくなりはしないものもあるけど、よほど特化していないと使用機会をじりじりとスマホに奪われてしまうのです。
汎用機より単機能の専用機の方が高性能、という図式はスマホに関しては当てはまらない場合が多いです。何しろ台数が違うので最新の高性能の部品が真っ先に投入されるので。
今も既にそうだけど、数カ月後にiPhone 6やその世代のAndroid端末が出た時、多くの人にとって、カメラが必要とされる場面の大半は、スマホのカメラで事足りる、という事になるでしょう。撮ってすぐネットでシェアする、という使い方に関しては単機能のカメラよりスマホの方が高機能だったりしますし。
DP Quattroは、そう言う流れの中で、それでも必要とされるカメラとは何か、という事を考え尽くしてでた回答なのだと思います。多くのカメラメーカーがスマホと同じくらい手軽に、とかネットに繋がります、とかそっちに向かって戦いを挑んでいる時に『スマホじゃ事足りない』とはっきりと思わせる画質があれば、スマホがあってもそのカメラは必要とされるだろう、と考えているのではないかと。
……というのは僕の想像なので、実際どうなのか分からないですけど、でも現に僕がiPhone5s持ってて、でもSD1やDP Merrillを持って歩くのは、その日の散歩の先で『スマホじゃ事足りない』何かに出会うかもしれないもんな、と思うからです。
冬の間は陽が落ちるのが早くてα7の日もあったけど、Quattroはきっと陽が落ちても頑張ってくれるでしょう。やー楽しみ。
まあ、まず写真がもうちょっとうまくなりたいですねえ(最後それか)。
文字ばっかりであれなので井の頭公園のかいぼりの写真でも。SD1 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMです。

水位が下がりきって、もうボートが地面についてます。そして地面は凍っている。

橋の下が見えます。

スワンボートも地面についてます。寒そう。

しかしこんな風に池の水を抜いたりできるんですねえ。

池のこちら側はまだ水があります。
今回発表されたこのdp2 Quattroですが、最初リーク画像を見た時はまあ絶対フェイクだと思いました。噂すら出ていませんでしたし。でも本当でした。すごいサプライズ。
デザイン以上に驚いたのが新Foveonセンサー。新型だけど4600万画素相当から3900万画素相当に数字が下がってる。でも、旧Foveon X3の1530万画素×3層(青、緑、赤)から1層(青)が2000万画素、下2層(緑、赤)が490万画素という構成になって、解像度は1層で稼ぎ、下2層はあえて解像度を下げて1画素あたりの受け取れる光の量を上げて光量が足りない時に出るノイズを低減させる、という構造らしい(解説はここが分かりやすいです)。
結果として解像度を30%上げつつ暗所性能も上がり、かつデータ量が減るので画像生成の演算時間が短縮されて書き込み速度も上がるという、いい事ずくめの製品になっているようで、とにかく楽しみです。
DP Quattroは一見奇抜に見えるんだけど、何と言うか周囲を見回して誰もやっていない事をやるというような底の浅い奇抜さではなく、自分たちの求める性能を徹底的に追求した結果、誰も到達しないポイントまで行ってしまった、という潔さを感じます。大変すがすがしいです。
この『うわー突き抜けとる』という感じ、未来を一足先に手に入れられるのでは、という期待感は、Appleの新製品の発表の時の感じに似ています。iMacやiPod、iPhone、MacBook Airなどが出た時に感じた高揚感と重なるのです。
製品を見て初めて『ああ、自分は実はこれが欲しかったんだ』と気づく感じです。自分の無意識の声に応えてもらえたような気がするので、気持ちが上がるのでしょうね。
iPhone以降のAppleは、あまりに大きくなりすぎ、新しいもの好きのニッチな製品ではなく全人類が使うようなものすごい一般性の高い製品をつくる事を求められる会社になったので(それは本当にすごい事なのだけど)、今でも大好きだし新製品はワクワクしながら発売日に買うのですが、以前ほど熱を込めて応援する必要性を感じなくなりました。今、誰かにApple製品の良さを熱っぽく説明し始めたらアホだと思われますよね。みんな使ってるんだから(笑)。
で、今のSIGMAに、いいもの作ってるのに少数派だった昔のAppleのような、応援したくなる何かを感じるのです。
カメラは、スマートフォンに飲み込まれつつあります。カメラだけでなく、いろんなものがスマホに飲み込まれています。
スマホは人類の生活を大きく変えるようなとてつもない発明品で、スマホで代用が効く単機能の製品は、だいたいスマホに飲まれて消えたり、存在感を失う運命にあります。ハンディGPSとか自転車ナビとか、電子辞書とか固定電話とかボイスレコーダーとか皮肉だけどiPodとか、携帯ゲーム機とか。なくなりはしないものもあるけど、よほど特化していないと使用機会をじりじりとスマホに奪われてしまうのです。
汎用機より単機能の専用機の方が高性能、という図式はスマホに関しては当てはまらない場合が多いです。何しろ台数が違うので最新の高性能の部品が真っ先に投入されるので。
今も既にそうだけど、数カ月後にiPhone 6やその世代のAndroid端末が出た時、多くの人にとって、カメラが必要とされる場面の大半は、スマホのカメラで事足りる、という事になるでしょう。撮ってすぐネットでシェアする、という使い方に関しては単機能のカメラよりスマホの方が高機能だったりしますし。
DP Quattroは、そう言う流れの中で、それでも必要とされるカメラとは何か、という事を考え尽くしてでた回答なのだと思います。多くのカメラメーカーがスマホと同じくらい手軽に、とかネットに繋がります、とかそっちに向かって戦いを挑んでいる時に『スマホじゃ事足りない』とはっきりと思わせる画質があれば、スマホがあってもそのカメラは必要とされるだろう、と考えているのではないかと。
……というのは僕の想像なので、実際どうなのか分からないですけど、でも現に僕がiPhone5s持ってて、でもSD1やDP Merrillを持って歩くのは、その日の散歩の先で『スマホじゃ事足りない』何かに出会うかもしれないもんな、と思うからです。
冬の間は陽が落ちるのが早くてα7の日もあったけど、Quattroはきっと陽が落ちても頑張ってくれるでしょう。やー楽しみ。
まあ、まず写真がもうちょっとうまくなりたいですねえ(最後それか)。
文字ばっかりであれなので井の頭公園のかいぼりの写真でも。SD1 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMです。

水位が下がりきって、もうボートが地面についてます。そして地面は凍っている。

橋の下が見えます。

スワンボートも地面についてます。寒そう。

しかしこんな風に池の水を抜いたりできるんですねえ。

池のこちら側はまだ水があります。
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今年も雪だるまコレクション2014
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今年も雪が降りましたね。しかも東京は45年ぶりの大雪だそうで。僕は42歳なので生まれて初めてレベルの大雪です。天気予報も見たことがない風で形がひしゃげている雪だるまマークで、こりゃすごいことになるで、と身構えていたのですが、何かあんまり大した事なかったような……。
で、9日10日と散歩ついでに雪だるまを探してみました。去年も探して、あまり多くない、とぼやいたのですが
●雪だるまコレクション2013
●まだまだ雪だるまコレクション2013
今年はもっと少なかったです。何でだろう……。

まずひとつめ。カラビナの鼻がポイント。

投票に行きながら雪だるまを探す。あれー、ひとつもない。去年はこんな風に通りを眺めるとひとつくらいあったのですが……。

こんな格好の雪だるまフィールドがあるのに誰も手を付けないなんて。それはそれとしてねこじゃらしがいい感じ。

あまりに雪だるまが見つからないのでヤツデの蕾を撮る。

ない……。日曜だし雪がやんで空が快晴で暖かくなったので外にも出やすかったのに。

やっとふたつめ。小さいなあ……。

3つ目。これはいいですね。虫取り網を持ってなんか夏っぽいですが。

突然通りかかった消防車。ご苦労さまです。

おー!力作!いいですね。

顔のアップ。いい顔してますね。バケツもオシャレ。

さらに発見!そしてかまくらも。

ちゃんと顔が描かれてます。にっこり。

よく見るとこいつも顔。

小さいけどたぶん雪だるま。

しょうがないので( ̄Σ ̄)( •~•)( •⌓•)でつくる。タマゴ( •~•)は初めて触る雪に大興奮。

帰り道にファミマでムックまんを買う。何かサウスパークっぽい顔……。
とりあえず2月9日の写真全体はこちら。
リューシカ・リューシカ連載中です。
冬コミの新刊『パッヘルの大魔女05』『蕗原さんと絵の話02』『今日の北上さん』は
●恵文社バンビオ店
●COMIC ZIN
にて通販をしています。また、コミケで先行販売していたTシャツもillus-Tさんの方で発売中です。
で、9日10日と散歩ついでに雪だるまを探してみました。去年も探して、あまり多くない、とぼやいたのですが
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今年はもっと少なかったです。何でだろう……。

まずひとつめ。カラビナの鼻がポイント。

投票に行きながら雪だるまを探す。あれー、ひとつもない。去年はこんな風に通りを眺めるとひとつくらいあったのですが……。

こんな格好の雪だるまフィールドがあるのに誰も手を付けないなんて。それはそれとしてねこじゃらしがいい感じ。

あまりに雪だるまが見つからないのでヤツデの蕾を撮る。

ない……。日曜だし雪がやんで空が快晴で暖かくなったので外にも出やすかったのに。

やっとふたつめ。小さいなあ……。

3つ目。これはいいですね。虫取り網を持ってなんか夏っぽいですが。

突然通りかかった消防車。ご苦労さまです。

おー!力作!いいですね。

顔のアップ。いい顔してますね。バケツもオシャレ。

さらに発見!そしてかまくらも。

ちゃんと顔が描かれてます。にっこり。

よく見るとこいつも顔。

小さいけどたぶん雪だるま。

しょうがないので( ̄Σ ̄)( •~•)( •⌓•)でつくる。タマゴ( •~•)は初めて触る雪に大興奮。

帰り道にファミマでムックまんを買う。何かサウスパークっぽい顔……。
とりあえず2月9日の写真全体はこちら。
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