一肇著『フェノメノ』6月15日発売&ビジュアルノベル版発表
ツイート星海社で連載中の『フェノメノ』という小説が、6月15日に発売になります。僕はイラストを担当しました。小説は1、2章が星海社のサイトで読む事ができますのでぜひお試しください。
同時に、ビジュアルノベル版が配信される予定です。詳しくは星界社のサイト、及びニトロプラスのサイトをご覧ください。
無料配布なのが心配になるくらい(笑)豪華なつくりになってますのでお楽しみに。
もうひとつ、フェノメノ繋がりで、サウンドを担当した芦沢英志さんのアルバムがiTunesで配信されています。

一時iTunesのダンスカテゴリで3位まで上がっていました。ぜひ。
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Leica x1を持ってうろつき回る
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Leica x1が来て数日、片時も離さず持ち歩き、数歩歩くごとにシャッターを切る日々です。

単焦点はいいですね。何というか迷いなく直感的にシャッターを切れるので。x1の『カシッ』というシャッターの感触も心地いいです。絞りとシャッタースピードのダイヤルはもう少し重くても良かったかなという気もします。鞄から取り出す時ずれてしまうことがよくあるので。
まあ、ケースに入れて使うべきなんでしょうけど。
そんなわけで写真をパラパラと。いつも吉祥寺ばかりなのですが、珍しくお茶の水に行ったので周囲を散策しました。昼は竜巻注意報なども出ていましたが、かろうじて雨が上がってよかったです。

今にもまた雨が降り出しそう…


SIGMAのカメラのRawは、白く飛んだ部分も実はかなり情報が残っているのだけど、Leica x1は飛んじゃってる時はダメな時はダメ。EVを少しマイナスした方がいいのかなあ……。


左がjpeg、右がRawをLR4で現像。空を残しつつ建物も潰さないように……とやっているうちに立体感が損なわれてしまった。難しい。Rawで明るい画と暗い画を2枚現像して合成した方がいいかも。

雨雲の向こうに青空が。


濡れた地面のようなモチーフは得意みたいだ。


公園を見つける。


誰だろう……。三谷長三郎?紀伊國屋の十代目だそうです。







ニコライ堂。


鳥。

店長……。


不思議な装飾のビルを見上げる。


消防車。



新宿。HDRみたいになった。



Macでパノラマ合成。よく見ると同じ人が二人いる(笑)。


ネオンが綺麗。



伊勢丹に夕飯を買いに。

ちなみに夕飯。NEX-5Nで撮影。
リューシカ・リューシカ連載中です。

単焦点はいいですね。何というか迷いなく直感的にシャッターを切れるので。x1の『カシッ』というシャッターの感触も心地いいです。絞りとシャッタースピードのダイヤルはもう少し重くても良かったかなという気もします。鞄から取り出す時ずれてしまうことがよくあるので。
まあ、ケースに入れて使うべきなんでしょうけど。
そんなわけで写真をパラパラと。いつも吉祥寺ばかりなのですが、珍しくお茶の水に行ったので周囲を散策しました。昼は竜巻注意報なども出ていましたが、かろうじて雨が上がってよかったです。

今にもまた雨が降り出しそう…


SIGMAのカメラのRawは、白く飛んだ部分も実はかなり情報が残っているのだけど、Leica x1は飛んじゃってる時はダメな時はダメ。EVを少しマイナスした方がいいのかなあ……。


左がjpeg、右がRawをLR4で現像。空を残しつつ建物も潰さないように……とやっているうちに立体感が損なわれてしまった。難しい。Rawで明るい画と暗い画を2枚現像して合成した方がいいかも。

雨雲の向こうに青空が。


濡れた地面のようなモチーフは得意みたいだ。


公園を見つける。


誰だろう……。三谷長三郎?紀伊國屋の十代目だそうです。







ニコライ堂。


鳥。

店長……。


不思議な装飾のビルを見上げる。


消防車。



新宿。HDRみたいになった。



Macでパノラマ合成。よく見ると同じ人が二人いる(笑)。


ネオンが綺麗。



伊勢丹に夕飯を買いに。

ちなみに夕飯。NEX-5Nで撮影。
リューシカ・リューシカ連載中です。
やーうっかりLeica沼に滑り落ちましたよ(中古のx1買った)
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先日Digilux1を使って、すっかりLeicaいいなあと思っているところに、Leica x2とLeica Mモノクロームの発表が!
Leica x2は、本体が書き出す素のjpegがライカらしい画になるように、画像処理にかなり力を入れたそうで、そのあたりが気になります。
Leica Mモノクロームは、ライカ以外のメーカーではできないのではないかというモノクロ専用機で、色情報を扱わない分、解像度や明暗の表現力がずば抜けているカメラです。ついでに値段も90万とずば抜けていますが(笑)。
で、この新製品には手が届かないのですが、型落ちになったx1の値段が下がるのではないかと虎視眈々と狙っていたら、ネットオークションで相場よりかなり安い価格で発見、無事落札………と思ったら終了数秒前に出品が取り消され逃げられてしまいました。憤慨しつつ、別な出品者のそれよりさらに安い価格のx1に入札して『そんな価格で落とせるわけない』と思って放置していたら落とせました(汗)。嬉しいけど思わぬ散在。SD1買った時、もう当分新しいカメラは買わないと誓ったのに……。

x1の操作系は独特で(というか、こちらが本来のカメラの操作系なのかもしれませんが)シャッタースピードと絞りがそれぞれ独立したダイヤルに割り振られています。僕が今まで使ってきたカメラは全て『P A M S』をダイヤルで選んで、個々のモードでF値やらシャッタースピードやらを調節するタイプだったのでちょっと新鮮でした。そして、こっちの方が理にかなっているというか、自然な気がします。何で今のデジカメはSMAP式(っと言い方はしないかw)なんだろう……。他にトイカメラモードとかシーンセレクトとか追加しやすいからか……。
とにかく、最低限の操作だけ把握したところで近所で数枚撮ってきました。

花。素のjpeg。

同じ画像をLRで現像。ちょっと緑が黄みがかってしまった。
強い陽射しの下で植物を撮ったら、緑が強く出すぎたと感じたので彩度を-1に設定してテスト。

ちょっと渋いですが、淡い階調をデリケートに拾っていてとてもいいです。僕はつい濃淡をくっきり出そうとして、花弁同士の反射光による柔らかさなどを潰して固くなってしまう事が多いので、こういうふわっと繊細な写真が撮れるのはちょっと嬉しい。ちなみに、花は絵に描くのも苦手です。立体的な構造を意識しすぎて硬い紙でできているみたいになってしまうので。

こちらがLRで現像したもの。ちょっときつくなってしまった。
Leica x1に関しては、x2のようにjpegに特別な処理をしているのか分かりませんが、ほとんどの場合jpegそのままでいい気がしました。まあ逆にjpegが今ひとつなので絶対Rawで撮って現像しなくてはならないSIGMAのカメラの方が特殊なのですが。


トカゲ。先日のDigilux1と比較してみると、やはりセンサーが大きい分、色情報にせよディテールにせよ、余裕を感じます。
テスト用の骨。

もう少し寄れるといいのですが……。

これは比較のDigilux1の画像。意外と頑張ってる。

ついでに、自動開閉式のレンズキャップを。

デザイン的にはもちろん純正のキャップの方がいいのですが、便利なので………。
で、いそいそと散歩へ。先日のDigilux1と比較するためにできるだけ同じものを撮りつつ……。基本的にRawで撮ってLRで加工しています。
似た写真が多くなるので興味のある方だけ……。
Leica x2は、本体が書き出す素のjpegがライカらしい画になるように、画像処理にかなり力を入れたそうで、そのあたりが気になります。
Leica Mモノクロームは、ライカ以外のメーカーではできないのではないかというモノクロ専用機で、色情報を扱わない分、解像度や明暗の表現力がずば抜けているカメラです。ついでに値段も90万とずば抜けていますが(笑)。
で、この新製品には手が届かないのですが、型落ちになったx1の値段が下がるのではないかと虎視眈々と狙っていたら、ネットオークションで相場よりかなり安い価格で発見、無事落札………と思ったら終了数秒前に出品が取り消され逃げられてしまいました。憤慨しつつ、別な出品者のそれよりさらに安い価格のx1に入札して『そんな価格で落とせるわけない』と思って放置していたら落とせました(汗)。嬉しいけど思わぬ散在。SD1買った時、もう当分新しいカメラは買わないと誓ったのに……。

x1の操作系は独特で(というか、こちらが本来のカメラの操作系なのかもしれませんが)シャッタースピードと絞りがそれぞれ独立したダイヤルに割り振られています。僕が今まで使ってきたカメラは全て『P A M S』をダイヤルで選んで、個々のモードでF値やらシャッタースピードやらを調節するタイプだったのでちょっと新鮮でした。そして、こっちの方が理にかなっているというか、自然な気がします。何で今のデジカメはSMAP式(っと言い方はしないかw)なんだろう……。他にトイカメラモードとかシーンセレクトとか追加しやすいからか……。
とにかく、最低限の操作だけ把握したところで近所で数枚撮ってきました。

花。素のjpeg。

同じ画像をLRで現像。ちょっと緑が黄みがかってしまった。
強い陽射しの下で植物を撮ったら、緑が強く出すぎたと感じたので彩度を-1に設定してテスト。

ちょっと渋いですが、淡い階調をデリケートに拾っていてとてもいいです。僕はつい濃淡をくっきり出そうとして、花弁同士の反射光による柔らかさなどを潰して固くなってしまう事が多いので、こういうふわっと繊細な写真が撮れるのはちょっと嬉しい。ちなみに、花は絵に描くのも苦手です。立体的な構造を意識しすぎて硬い紙でできているみたいになってしまうので。

こちらがLRで現像したもの。ちょっときつくなってしまった。
Leica x1に関しては、x2のようにjpegに特別な処理をしているのか分かりませんが、ほとんどの場合jpegそのままでいい気がしました。まあ逆にjpegが今ひとつなので絶対Rawで撮って現像しなくてはならないSIGMAのカメラの方が特殊なのですが。


トカゲ。先日のDigilux1と比較してみると、やはりセンサーが大きい分、色情報にせよディテールにせよ、余裕を感じます。
テスト用の骨。

もう少し寄れるといいのですが……。

これは比較のDigilux1の画像。意外と頑張ってる。

ついでに、自動開閉式のレンズキャップを。

デザイン的にはもちろん純正のキャップの方がいいのですが、便利なので………。
で、いそいそと散歩へ。先日のDigilux1と比較するためにできるだけ同じものを撮りつつ……。基本的にRawで撮ってLRで加工しています。
似た写真が多くなるので興味のある方だけ……。
tag : カメラ
古いLeicaのデジカメを譲っていただきました
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Digilux1という2002年のカメラです。譲っていただきました。多謝。

10年前ですから、Leicaとしては古くはないのですが、デジカメとして考えると10年は恐ろしく昔です。CCDは400万画素、当時としては大型の2.5inch低温ポリシリコン液晶、本体付属のSDカードは64M(Gではなく)!SDHC非対応(というか、この当時は多分SDHC規格がまだなかった)なので2Gの旧式のSDカードまでしか使えない、など、まあ昔のデジカメです。
でも、デジタルでない部分、デザインやレンズの品質(vario summicron F2.5 7-21mm(35mm換算で33-100mm))細かい作り込みなど、単純に古いとは言えない部分が微妙なバランスで共存していて、不思議なカメラです。
『旧来のアナログの味を最新のデジカメに』というコンセプトだと思うのですが、デジタル部分が古くなってしまって、旧来の~という部分が意外と古びていないので、バランスが逆転してしまっているんですね。

独特のデザインです。今のコンデジと比べるとひとまわり大きいです。

背面。屋外で使うためのモニタフードがつけられます。

AF、MF、Macroを切り替えるレバーがあります。

ちょっと試し撮り。白い壁に青みが入ったり、光量があると少し緑が強く出すぎますが、意外と解像感はあります。

ヒョウモン。これだけ見ると、ちょっと10年前のデジカメとは思えない画質です。

トカゲたち。何というか、本体が書き出す素のjpegでも全く問題ないです。
Digilux1はjpegの他にtiffにも対応しています。tiffで書き出してLightRoom4で現像してみました。

いや、繊細ですげー綺麗なんですけど。


よくベンチマークで使う建物ふたつ。等倍で見ると、画素が足りなくて、SD1なんかと比較すると(比較したらかわいそうですが)少しディテールが甘いです。でもこうしてブログに置くサイズだと、ぱっと見おおきな差はないかもしれません。うーん。

きりっとしていいです。




いつもの散歩道の色々。過去のエントリを見ると、他のカメラで撮った近い構図の写真があると思うので比較してみるといいかも。

カメたち。ハイライト飛びもなく優秀です。

いつも撮る噴水。

逆光を補正したら少し無理のある画面に。井の頭公園のジェラート屋さん。閉店してしまうみたいです。残念。

記念に買ってみました。

犬。


フリマやってました。

ゴム鉄砲屋さん。

LRで緑を調整してやると、密度のある質感に。等倍で見るとやはり1/1.76inchというセンサーサイズの限界を感じますが、縮小したときの密度感はなかなか。

羊歯。

いつものパンダ。少し白に青みが。

カルガモかな。何か常用できそうな画質です。Leica恐るべし。
ここでびっくりする事にSDカードがパンクしました(笑)。tiffだと80枚くらいしか撮れません。付属の64Mのカードだと5枚くらいです。そんな時代によくtiffに対応したなあ……。
価格が高すぎてずっと敬遠してきたライカですが(といいつつレンズは数本ありますが)、ついに片足を突っ込んでしまった感じです。
というか、この写真は5月19日に撮ったものですが、1週間後の今日、既に手元にLeica x1があります(笑)。やばい。
x1のレビューはまた後日。
リューシカ・リューシカ連載中です。

10年前ですから、Leicaとしては古くはないのですが、デジカメとして考えると10年は恐ろしく昔です。CCDは400万画素、当時としては大型の2.5inch低温ポリシリコン液晶、本体付属のSDカードは64M(Gではなく)!SDHC非対応(というか、この当時は多分SDHC規格がまだなかった)なので2Gの旧式のSDカードまでしか使えない、など、まあ昔のデジカメです。
でも、デジタルでない部分、デザインやレンズの品質(vario summicron F2.5 7-21mm(35mm換算で33-100mm))細かい作り込みなど、単純に古いとは言えない部分が微妙なバランスで共存していて、不思議なカメラです。
『旧来のアナログの味を最新のデジカメに』というコンセプトだと思うのですが、デジタル部分が古くなってしまって、旧来の~という部分が意外と古びていないので、バランスが逆転してしまっているんですね。

独特のデザインです。今のコンデジと比べるとひとまわり大きいです。

背面。屋外で使うためのモニタフードがつけられます。

AF、MF、Macroを切り替えるレバーがあります。

ちょっと試し撮り。白い壁に青みが入ったり、光量があると少し緑が強く出すぎますが、意外と解像感はあります。

ヒョウモン。これだけ見ると、ちょっと10年前のデジカメとは思えない画質です。

トカゲたち。何というか、本体が書き出す素のjpegでも全く問題ないです。
Digilux1はjpegの他にtiffにも対応しています。tiffで書き出してLightRoom4で現像してみました。

いや、繊細ですげー綺麗なんですけど。


よくベンチマークで使う建物ふたつ。等倍で見ると、画素が足りなくて、SD1なんかと比較すると(比較したらかわいそうですが)少しディテールが甘いです。でもこうしてブログに置くサイズだと、ぱっと見おおきな差はないかもしれません。うーん。

きりっとしていいです。




いつもの散歩道の色々。過去のエントリを見ると、他のカメラで撮った近い構図の写真があると思うので比較してみるといいかも。

カメたち。ハイライト飛びもなく優秀です。

いつも撮る噴水。

逆光を補正したら少し無理のある画面に。井の頭公園のジェラート屋さん。閉店してしまうみたいです。残念。

記念に買ってみました。

犬。


フリマやってました。

ゴム鉄砲屋さん。

LRで緑を調整してやると、密度のある質感に。等倍で見るとやはり1/1.76inchというセンサーサイズの限界を感じますが、縮小したときの密度感はなかなか。

羊歯。

いつものパンダ。少し白に青みが。

カルガモかな。何か常用できそうな画質です。Leica恐るべし。
ここでびっくりする事にSDカードがパンクしました(笑)。tiffだと80枚くらいしか撮れません。付属の64Mのカードだと5枚くらいです。そんな時代によくtiffに対応したなあ……。
価格が高すぎてずっと敬遠してきたライカですが(といいつつレンズは数本ありますが)、ついに片足を突っ込んでしまった感じです。
というか、この写真は5月19日に撮ったものですが、1週間後の今日、既に手元にLeica x1があります(笑)。やばい。
x1のレビューはまた後日。
リューシカ・リューシカ連載中です。
テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真
金環日食を撮ろうと空を見上げたら奴がいた!
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仕事が修羅場ですが、徹夜明けに金環日食だけ撮って寝ようとカメラを準備して外に出ました。

これは6時前の空。まあまあ晴れています。
ところが6時にはこんな感じに。

日食直前には一面の雲。
こりゃ駄目か!?と思ったのですが、次第に晴れてきて何とか撮れる状態に。
で、いそいそとカメラを空に向けたら………

!!?髭のおっさんが!?

誰だお前は!!!
……あまりの衝撃に危うく日食を撮り損ねるところでしたよ。
で、気を取り直して日食です。機材はSD1とSIGMA 50-500mm F4.5-6.3 APOです。

欠け始めた!


ホワイトバランスのミスかな?赤みが強く。でも雲の影が面白く撮れました。ガス惑星みたいです。


じりじり。

だいぶ進んできた。

ちょっと飽きてきたので(笑)。フィルタを外して鳥などを。

500mmマクロでバラを。

またちょっと雲が。


もうすぐわっかに。


あと少し。

わ!

………しかし、しっかりしたフィルタで撮ってみると意外と味気ない気もしますね。

現像で調整して光を多めに。

完全な円。

ああ、終わってしまった。
おまけ。α77+SAM1680Zで撮った太陽。


リューシカ・リューシカ連載中です。

これは6時前の空。まあまあ晴れています。
ところが6時にはこんな感じに。

日食直前には一面の雲。
こりゃ駄目か!?と思ったのですが、次第に晴れてきて何とか撮れる状態に。
で、いそいそとカメラを空に向けたら………

!!?髭のおっさんが!?

誰だお前は!!!
……あまりの衝撃に危うく日食を撮り損ねるところでしたよ。
で、気を取り直して日食です。機材はSD1とSIGMA 50-500mm F4.5-6.3 APOです。

欠け始めた!


ホワイトバランスのミスかな?赤みが強く。でも雲の影が面白く撮れました。ガス惑星みたいです。


じりじり。

だいぶ進んできた。

ちょっと飽きてきたので(笑)。フィルタを外して鳥などを。

500mmマクロでバラを。

またちょっと雲が。


もうすぐわっかに。


あと少し。

わ!

………しかし、しっかりしたフィルタで撮ってみると意外と味気ない気もしますね。

現像で調整して光を多めに。

完全な円。

ああ、終わってしまった。
おまけ。α77+SAM1680Zで撮った太陽。


リューシカ・リューシカ連載中です。

ご家庭で燻製がお手軽に!!
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ちょっと前にタマフルというラジオで燻製特集をしていて、無性に試してみたくなり、燻製鍋を買ってしまいました。
段ボール製のアウトドア用とか、すげーしっかりしたスチール製のとか、いろいろあったのですが、長く使えそうで、かつ手軽そうなサーモスのこれにしました。


中は鍋と断熱カバーと金網とチップと説明書。
チーズとソーセージを燻してみる事にしました。鍋の底にチップを敷いて金網の上に具材を載せて(溶けやすいタイプのチーズはホイルを敷いた方がいいかも)蓋をして加熱。10分くらいでいい感じに煙が。


煙が出たら断熱カバーに鍋を入れてしばらく置く。煙が染みたらできあがり。

おお!ばっちり!

超うまい!チーズあまり好きではない奥さんも、これは食べられました。
次はかまぼこ、ベーコン、ささみ、漬け物なんかに挑戦してみます。
ちょっとお試しなら段ボールの簡易版もいいかも。
段ボール製のアウトドア用とか、すげーしっかりしたスチール製のとか、いろいろあったのですが、長く使えそうで、かつ手軽そうなサーモスのこれにしました。


中は鍋と断熱カバーと金網とチップと説明書。
チーズとソーセージを燻してみる事にしました。鍋の底にチップを敷いて金網の上に具材を載せて(溶けやすいタイプのチーズはホイルを敷いた方がいいかも)蓋をして加熱。10分くらいでいい感じに煙が。


煙が出たら断熱カバーに鍋を入れてしばらく置く。煙が染みたらできあがり。

おお!ばっちり!

超うまい!チーズあまり好きではない奥さんも、これは食べられました。
次はかまぼこ、ベーコン、ささみ、漬け物なんかに挑戦してみます。
ちょっとお試しなら段ボールの簡易版もいいかも。
動画で分かるリューシカ・リューシカ 31話 こんな風に描いています
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リューシカ・リューシカ31話の製作過程をだらーっとキャプチャしたので、手を動かさず考え込んでいる部分をカットして20倍速で編集してみました。
大体の製作工程は
●ぼけっとしたり歩き回ったり本を読んだりして話のアイデアを探す。だいたい、見たり聞いたりしたものの中に自分の子供時代の記憶と重なるものがあったら、それを膨らませてお話にしてゆきます。
●いきなりコマわりはできないので(最初に漫画を描いてからもう20年も経つのに……)文字でネームを書きます。
●で、ネーム。以前は紙に描いていましたが、徐々にタブレットに移行し、液晶タブレット導入で完全にデジタルに移行しました。ネームはフキダシと人物の位置をシルエットだけ、というような人もいますが、僕はついちゃんと描いてしまいます。
●ペン入れ。これも液タブ導入でデジタルになりました。ここが動画で紹介する最初のパートです。
25ページのネーム作業が30分に(汗)。でも週刊連載の漫画家さんとか、このくらいのスピードで描いているのかもしれません。
●ワク線引き
これは全くクリエイティブな作業ではないので飛ばしてもいいのですが、スパスパとワク線が描かれてゆくのはなかなか気持ちがいいので収録していました。
●ペン入れ。ペンというかトレスアップですね。下描きを残さず一本の線で仕上げる漫画に関しては、僕の場合は完全にデジタルの方が効率がいいです。イラストは、やはり鉛筆の方が表現が豊かなので、試行錯誤中です。
●着彩。リューシカ・リューシカでは各キャラクターの色を決めてあるので、基本色(肌や髪の色とか)以外の色指定をして、アシスタント(奥さん( ̄Σ ̄)ですが)に塗ってもらいます。僕が描かないと僕の絵にならないような場所は残しておいてもらって僕が描きます。
影やリューシカの服の赤いストライプ(今回はないですが)、目や髪のハイライト、背景、今回の話数では桜の花などは僕が描きます。
アシスタントの作業分はキャプチャしていないので、動画は主立った塗りが終わってからになります。
完成版の漫画はガンガンONLINEのサイトで読めます。
毎回こんな感じで作業しています。リューシカのTwitterアイコンも配布中です。ぜひ。
大体の製作工程は
●ぼけっとしたり歩き回ったり本を読んだりして話のアイデアを探す。だいたい、見たり聞いたりしたものの中に自分の子供時代の記憶と重なるものがあったら、それを膨らませてお話にしてゆきます。
●いきなりコマわりはできないので(最初に漫画を描いてからもう20年も経つのに……)文字でネームを書きます。
●で、ネーム。以前は紙に描いていましたが、徐々にタブレットに移行し、液晶タブレット導入で完全にデジタルに移行しました。ネームはフキダシと人物の位置をシルエットだけ、というような人もいますが、僕はついちゃんと描いてしまいます。
●ペン入れ。これも液タブ導入でデジタルになりました。ここが動画で紹介する最初のパートです。
25ページのネーム作業が30分に(汗)。でも週刊連載の漫画家さんとか、このくらいのスピードで描いているのかもしれません。
●ワク線引き
これは全くクリエイティブな作業ではないので飛ばしてもいいのですが、スパスパとワク線が描かれてゆくのはなかなか気持ちがいいので収録していました。
●ペン入れ。ペンというかトレスアップですね。下描きを残さず一本の線で仕上げる漫画に関しては、僕の場合は完全にデジタルの方が効率がいいです。イラストは、やはり鉛筆の方が表現が豊かなので、試行錯誤中です。
●着彩。リューシカ・リューシカでは各キャラクターの色を決めてあるので、基本色(肌や髪の色とか)以外の色指定をして、アシスタント(奥さん( ̄Σ ̄)ですが)に塗ってもらいます。僕が描かないと僕の絵にならないような場所は残しておいてもらって僕が描きます。
影やリューシカの服の赤いストライプ(今回はないですが)、目や髪のハイライト、背景、今回の話数では桜の花などは僕が描きます。
アシスタントの作業分はキャプチャしていないので、動画は主立った塗りが終わってからになります。
完成版の漫画はガンガンONLINEのサイトで読めます。
毎回こんな感じで作業しています。リューシカのTwitterアイコンも配布中です。ぜひ。
これのおかげで虫歯知らず!のジェットウォッシャーを新型に買い換え
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以前『これ使い出してから虫歯一本もできてない』というエントリでPanasonicのドルツ・ジェットウォッシャーを紹介しました。細いノズルの先から強力な水流を出して、歯茎をマッサージしつつ歯の隙間の汚れをポポンポンと吹き飛ばしてくれる頼もしいやつです。
僕は結構な数の家電やガジェットを片っ端から試していますが、これはその中でも買ってよかったリストのかなり上位に来ます。5年くらい愛用してきましたが、よりスマートになった後継機が出ていたので、先端のノズルが古くなったのを機に(これは交換できるのでまだ使えるのですが)、新型を買ってみました。

奥が従来機、手前の白いのが新型です。すごく洗練されました。一連のPanasonic製品、ドルツの歯ブラシやヘッドスパなどと同じデザインラインで、充電器のコネクタの規格が僕が今使っているヘッドスパや髭剃りと共通なので、コンセントを占領しないのが地味にありがたいです。

充電しているところ。一度充電すればかなり持ちます。使わない時は水を入れるタンクに本体がスポッと入って畳めるのも便利です。
従来機に比べると、水流がより細くなって、歯の隙間の汚れを的確にはじき出してくれるようになりました。水流が細くなったぶん、タンクの水が長く持つのもいい改良点です。今まで一回の歯磨きで2~4回水を足していたのが1~2回で済むようになりました。
歯の隙間の汚れがスパスパっと飛び出してくるところをお見せしたいくらいですが汚いのでやめておきます。でも爽快ですよ。
これがあれば歯医者いらず、という事ではなく、歯石とったり定期検診は必要だと思いますが、とりあえずこれを買ってから僕は虫歯一本もできていないです。
歯茎のマッサージ効果もあるし、個人的には絶対のお薦めです。
僕は結構な数の家電やガジェットを片っ端から試していますが、これはその中でも買ってよかったリストのかなり上位に来ます。5年くらい愛用してきましたが、よりスマートになった後継機が出ていたので、先端のノズルが古くなったのを機に(これは交換できるのでまだ使えるのですが)、新型を買ってみました。

奥が従来機、手前の白いのが新型です。すごく洗練されました。一連のPanasonic製品、ドルツの歯ブラシやヘッドスパなどと同じデザインラインで、充電器のコネクタの規格が僕が今使っているヘッドスパや髭剃りと共通なので、コンセントを占領しないのが地味にありがたいです。

充電しているところ。一度充電すればかなり持ちます。使わない時は水を入れるタンクに本体がスポッと入って畳めるのも便利です。
従来機に比べると、水流がより細くなって、歯の隙間の汚れを的確にはじき出してくれるようになりました。水流が細くなったぶん、タンクの水が長く持つのもいい改良点です。今まで一回の歯磨きで2~4回水を足していたのが1~2回で済むようになりました。
歯の隙間の汚れがスパスパっと飛び出してくるところをお見せしたいくらいですが汚いのでやめておきます。でも爽快ですよ。
これがあれば歯医者いらず、という事ではなく、歯石とったり定期検診は必要だと思いますが、とりあえずこれを買ってから僕は虫歯一本もできていないです。
歯茎のマッサージ効果もあるし、個人的には絶対のお薦めです。
『自転車は体に悪い!?』は本当か?
ツイート
日経ビジネスに『自転車は体に悪い。性的能力の低下、排ガス被害、骨粗しょう症の原因に』
という記事が掲載されました。
近年の自転車ブームに冷や水を浴びせるようなショッキングなタイトルで、色々なブログやらまとめ記事で引用され、わりと話題になったなあという印象があります。
僕も元の記事を読んだのですが、大仰なタイトルで目を引くけど、読んでみるとものすごく例外的な極端な事例を大げさに言い立てているだけの、(言い方は悪いですが)悪質な煽り記事のように思えました。
記事の中で自転車が体に悪い理由として
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
●排気ガスを吸ってしまう
●骨粗鬆症を起こす
の3つが挙げられています。どれも嘘ではないのですが、何というかかなり極端な条件でしか起きない希な事例を、世界中から何とかかき集めてきて、あたかもそれら全てが普通の自転車乗りに日常的に起きるかのような印象を与えるように書かれていています。
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
については、アメリカの事例で、『警察官、救急隊員など週に25時間以上自転車に乗る人達の間で』性的な能力低下の苦情が多発している。という内容です。
記事によると、鼠蹊部(そけいぶ)にかかる圧力が1平方センチ当たり162グラムの圧力を超える状態が長時間続くと問題が起きるようです。
記事では使っているサドルのタイプがよく分からないですが、どうも先の尖っている細いサドルでの測定のようです。『先の尖っていないサドルでは、1平方センチ当たり71グラム程度で圧力が小さく、障害が少ない』とも書かれています。じゃあそれ使えばいいじゃん。というか、記事の最後では『陰部圧迫の原因は肥満にあり~米国の肥満人口は過去20年間で倍増して云々』という文で終わっていて、要するに、すげー細いサドルで週25時間以上走って、しかも太っている人は気をつけてね、という話のようです。何というか、走り込んでる人達はこの手の問題と対策は常識だし、普通に走っている人には起こらないから関係ない問題です。気になるなら太いサドル使えば?という感じです。女性のケースについても書かれていましたが、意見は同じです。無理はせず、体に合ったサドルを使ってください。『女性の94%がお尻に痛みを感じた事がある』という記述もありますが、これはもう性的トラブルとかじゃなくて、単に自転車に乗り始めた人は最初にまず間違いなくお尻は痛くなるというだけの事です。初めて登山をした人が大抵脚に疲労を感じるのと同じ話です。
というか、記事の中でも最後の方で、先の尖っていないサドルを使えばいい、と書いています。今は窪みがあって鼠径部を圧迫しないサドルが普通にあるのでそれを使えばいいと思います。女性用もあります。自分にぴったり合うサドルに出会うには、いくつか試してみる必要はあるかもしれませんが……。
要するに、ほとんどの人には関係ない事例で、しかもその気になれば簡単に回避できる問題を、ものすごく深刻に大げさに書き立てているだけです。突っ込まれないように最後は『まあでもそんなに心配はないです』という感じに尻すぼみに終わっています。何かずるい。
次。
●排気ガスを吸ってしまう
今度はイギリスの話です。世界中から事例を探さないと、自転車が健康に悪い理由はなかなか見つからないようです。
行われた実験は『自転車と徒歩で通勤する各5人を選んでタンを採取』というもの。人数少なすぎない!?という突っ込みは横道だからまあいいや。結果は『自転車通勤者の肺の中には、徒歩通勤者に比べて2.3倍の黒色も炭素が多い』そうです。『黒色も炭素』は黒色の炭素、の誤記かな?排ガスの煤の微粒子の事のようです。
で、こりゃ大変なのかと思ったら、この記事も末尾は『その危険度は、高血圧や高コレステロール血症よりも低いが、受動喫煙ぐらいの影響はあるとみる』だそうです。低いのかよ!『自転車通勤は大気汚染の餌食』と大げさに煽ったわりに、これまた尻すぼみです。高血圧の人は自転車乗った方が健康によさそうですね(笑)。
とはいえ『受動喫煙くらいの危険』は馬鹿にはできませんし、僕も排気ガスは気になります。僕の場合は都市部を定期的に走っていた時期がありましたが、自然に車の通りの少ない道を選ぶようになり、この問題は簡単に回避できました。どうしても車道を走らなければならない人は、排気ガスを遮断できるマスクがあります。僕もつけた事ありますが、効果はありますがちょっと苦しいです。あと見た目が怪しいです(笑)。
結論としては、まあ排気ガスはよくないとは思うけど、健康に問題が出るレベルで排ガスを吸うのは希なケースだし、その場合ですら健康にプラスの要素の方が多いのではないでしょうか。都市部で、どうしても長時間車道を走らなければならない人(というのが想像しづらいですが)はマスクをしましょう。でも、大きな車道を避けて自分なりのルートを開拓するの楽しいですよ。
●骨粗鬆症を起こす
これはもう完全にこじつけ(笑)。多分本当に自転車が健康に悪い事例が何もなかったのでしょう。
2009年にプロの自転車レースの選手に骨折が相次ぎ調べたところ、自転車は走るのに比べて脚への衝撃が少ないのがいい所なんだけど、そのせいで骨が鍛えられなくて骨が脆いのだとか。
まず2009年に特に自転車選手の骨折が多かったという話は聞いた事がありません(僕が知らないだけかもしれませんが)。プロロードレーサーは『世界一過酷な職業』などと言われる事が多く、実際危険な競技です。骨折する選手は毎年多数います。路上にいる時間と人数がとてつもなく多い競技なので、確率的に転倒して怪我をする選手が多いのはある程度当たり前だと思うのですが、上記のような問題も影響しているのかもしれません。
自転車選手に限らず、体脂肪率の低いアスリート全般に(特に女性には)骨粗鬆症の問題はあるようです。でも、どう考えてもこの一連の話は普通の人には全く関係ありません。記事も、例によって文末は『一般の自転車愛好者には、この心配はほとんどない』で締めくくられています。僕も本当に心の底からそう思います。
記事の内容はひとつひとつは嘘とかデタラメではないです。でも、ショッキングで不安を煽るタイトルで人の興味をひいて、内容はというと、大げさな出だしから『でも別に心配はない』という尻すぼみの連発。
でも、たいていの人はタイトルと派手な見出ししか見ないし、それだけが一人歩きするんですよね。邪推かもしれませんが、正直、それを意図して書いているように見えます。
細いサドルに尻が痛くなるほど長時間座り続ける事や、排気ガスの極端に多い場所を延々走り続ける事は体によくないです。でもそれってなんというかあたりまえの事ですよね。そしてどちらも自転車を趣味にしながら無理なく回避できる事です。長々書いてしまったけど、要するにそれだけの事です。
あまり気にせず、楽しく安全に自転車に乗ればいいのではないかと思います。
という記事が掲載されました。
近年の自転車ブームに冷や水を浴びせるようなショッキングなタイトルで、色々なブログやらまとめ記事で引用され、わりと話題になったなあという印象があります。
僕も元の記事を読んだのですが、大仰なタイトルで目を引くけど、読んでみるとものすごく例外的な極端な事例を大げさに言い立てているだけの、(言い方は悪いですが)悪質な煽り記事のように思えました。
記事の中で自転車が体に悪い理由として
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
●排気ガスを吸ってしまう
●骨粗鬆症を起こす
の3つが挙げられています。どれも嘘ではないのですが、何というかかなり極端な条件でしか起きない希な事例を、世界中から何とかかき集めてきて、あたかもそれら全てが普通の自転車乗りに日常的に起きるかのような印象を与えるように書かれていています。
●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる
については、アメリカの事例で、『警察官、救急隊員など週に25時間以上自転車に乗る人達の間で』性的な能力低下の苦情が多発している。という内容です。
記事によると、鼠蹊部(そけいぶ)にかかる圧力が1平方センチ当たり162グラムの圧力を超える状態が長時間続くと問題が起きるようです。
記事では使っているサドルのタイプがよく分からないですが、どうも先の尖っている細いサドルでの測定のようです。『先の尖っていないサドルでは、1平方センチ当たり71グラム程度で圧力が小さく、障害が少ない』とも書かれています。じゃあそれ使えばいいじゃん。というか、記事の最後では『陰部圧迫の原因は肥満にあり~米国の肥満人口は過去20年間で倍増して云々』という文で終わっていて、要するに、すげー細いサドルで週25時間以上走って、しかも太っている人は気をつけてね、という話のようです。何というか、走り込んでる人達はこの手の問題と対策は常識だし、普通に走っている人には起こらないから関係ない問題です。気になるなら太いサドル使えば?という感じです。女性のケースについても書かれていましたが、意見は同じです。無理はせず、体に合ったサドルを使ってください。『女性の94%がお尻に痛みを感じた事がある』という記述もありますが、これはもう性的トラブルとかじゃなくて、単に自転車に乗り始めた人は最初にまず間違いなくお尻は痛くなるというだけの事です。初めて登山をした人が大抵脚に疲労を感じるのと同じ話です。
というか、記事の中でも最後の方で、先の尖っていないサドルを使えばいい、と書いています。今は窪みがあって鼠径部を圧迫しないサドルが普通にあるのでそれを使えばいいと思います。女性用もあります。自分にぴったり合うサドルに出会うには、いくつか試してみる必要はあるかもしれませんが……。
要するに、ほとんどの人には関係ない事例で、しかもその気になれば簡単に回避できる問題を、ものすごく深刻に大げさに書き立てているだけです。突っ込まれないように最後は『まあでもそんなに心配はないです』という感じに尻すぼみに終わっています。何かずるい。
次。
●排気ガスを吸ってしまう
今度はイギリスの話です。世界中から事例を探さないと、自転車が健康に悪い理由はなかなか見つからないようです。
行われた実験は『自転車と徒歩で通勤する各5人を選んでタンを採取』というもの。人数少なすぎない!?という突っ込みは横道だからまあいいや。結果は『自転車通勤者の肺の中には、徒歩通勤者に比べて2.3倍の黒色も炭素が多い』そうです。『黒色も炭素』は黒色の炭素、の誤記かな?排ガスの煤の微粒子の事のようです。
で、こりゃ大変なのかと思ったら、この記事も末尾は『その危険度は、高血圧や高コレステロール血症よりも低いが、受動喫煙ぐらいの影響はあるとみる』だそうです。低いのかよ!『自転車通勤は大気汚染の餌食』と大げさに煽ったわりに、これまた尻すぼみです。高血圧の人は自転車乗った方が健康によさそうですね(笑)。
とはいえ『受動喫煙くらいの危険』は馬鹿にはできませんし、僕も排気ガスは気になります。僕の場合は都市部を定期的に走っていた時期がありましたが、自然に車の通りの少ない道を選ぶようになり、この問題は簡単に回避できました。どうしても車道を走らなければならない人は、排気ガスを遮断できるマスクがあります。僕もつけた事ありますが、効果はありますがちょっと苦しいです。あと見た目が怪しいです(笑)。
結論としては、まあ排気ガスはよくないとは思うけど、健康に問題が出るレベルで排ガスを吸うのは希なケースだし、その場合ですら健康にプラスの要素の方が多いのではないでしょうか。都市部で、どうしても長時間車道を走らなければならない人(というのが想像しづらいですが)はマスクをしましょう。でも、大きな車道を避けて自分なりのルートを開拓するの楽しいですよ。
●骨粗鬆症を起こす
これはもう完全にこじつけ(笑)。多分本当に自転車が健康に悪い事例が何もなかったのでしょう。
2009年にプロの自転車レースの選手に骨折が相次ぎ調べたところ、自転車は走るのに比べて脚への衝撃が少ないのがいい所なんだけど、そのせいで骨が鍛えられなくて骨が脆いのだとか。
まず2009年に特に自転車選手の骨折が多かったという話は聞いた事がありません(僕が知らないだけかもしれませんが)。プロロードレーサーは『世界一過酷な職業』などと言われる事が多く、実際危険な競技です。骨折する選手は毎年多数います。路上にいる時間と人数がとてつもなく多い競技なので、確率的に転倒して怪我をする選手が多いのはある程度当たり前だと思うのですが、上記のような問題も影響しているのかもしれません。
自転車選手に限らず、体脂肪率の低いアスリート全般に(特に女性には)骨粗鬆症の問題はあるようです。でも、どう考えてもこの一連の話は普通の人には全く関係ありません。記事も、例によって文末は『一般の自転車愛好者には、この心配はほとんどない』で締めくくられています。僕も本当に心の底からそう思います。
記事の内容はひとつひとつは嘘とかデタラメではないです。でも、ショッキングで不安を煽るタイトルで人の興味をひいて、内容はというと、大げさな出だしから『でも別に心配はない』という尻すぼみの連発。
でも、たいていの人はタイトルと派手な見出ししか見ないし、それだけが一人歩きするんですよね。邪推かもしれませんが、正直、それを意図して書いているように見えます。
細いサドルに尻が痛くなるほど長時間座り続ける事や、排気ガスの極端に多い場所を延々走り続ける事は体によくないです。でもそれってなんというかあたりまえの事ですよね。そしてどちらも自転車を趣味にしながら無理なく回避できる事です。長々書いてしまったけど、要するにそれだけの事です。
あまり気にせず、楽しく安全に自転車に乗ればいいのではないかと思います。
またSD1を持って吉祥寺を散歩
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奥さんが退院して、体力回復のためにできるだけ歩こう、という事で、吉祥寺に行ってきました。まあいつもの感じです。

カメラを下げて被写体をぼんやり探しながら歩くのですが、持っているカメラやレンズで撮りたいもののイメージが違ってくるので、持っているカメラが同じだと、同じ場所で立ち止まってしまうことがよくあります。


同じモチーフでも季節や時間帯や天候で見え方が色々変わってくるものです。Foveonセンサーのカメラは通常のカメラより光の量が写りに強く影響するので、夏が近づくこの季節は、日に日に色がしっかり乗った情報量の多い写真が撮れるようになるので散歩が楽しいです。

この間は葉もほとんどなかったのに!

白がきれい。

デリケートに。

顔に見えません?
今回はマンフロットの一脚を持って出たのですが、明るくて出番がほとんどありませんでした。
立ち止まらず適当にスナップ、という感覚だと、つけるタイミングをつい逸してしまいます。ホットシューつけているのですが。使うと確かに安定していいんですけどね。

毎度お馴染み井の頭公園の池の噴水。一脚使用。

いつものカラス。ちょっとSSが足りなかった。でも動きが出たのでよし。一脚使用。

いつもの水鳥。これはカルガモ?

3月ごろ撮ったものより、気持ち密度感がある……気がするのですがあまり変わらないか。


この書き方だとカエルをペッタンコにしろと言ってるみたいだ。

葉陰も鮮明に。いや、これは現像でいじっているのですが、光量が多くて色情報が豊かなのでいじりやすいのです。


ブルースカイカフェという小さなカフェができていて、いい雰囲気なのですが撮影禁止なのです。

ペンキじゃないよ。苔かな?

水面に縮緬皺ができた瞬間を。

Siri of 犬.

犬。

モノトーン犬。

これも何度か撮った。いつ神龍が出てきてもおかしくない。

ソフトクリ~ム。

服屋で見かけたインベーダーTシャツ。もちろん買って店の外で撮影。持っているのがマンフロットの一脚。

ああ、もうすぐ母の日ですね。

陽が落ちてきた。

自転車店じゃないのにジャージ売ってる。珍しい。

このアングルもベンチマーク的に時々撮ってしまう。

すげー嬉しそうに小籠包を買う人を優しく見守る龍。

このくらいの暗さの時、赤が突出する印象がある。

夕方になって光量が落ちてきたけど、まだぶれるほどではない。陽が長くなってきた。

しゅたたた。もうSSが下がってしまい、動くものは撮れない。

おしまい。
リューシカ・リューシカ連載中です。舞台の公園は、花見頃に井の頭公園と小金井公園を歩いた記憶を元に描きました。