リューシカ・リューシカ第三話が掲載されました
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無料のWebコミック雑誌、ガンガンONLINEで連載中の『リューシカ・リューシカ』第三話が掲載されました。
クリスマスのお話ですのでよろしければタイムリーなうちに読んでいただけると嬉しいです。
絵を描き始めてそろそろ20年になるので(信じられないことに)描いたものが人目に触れて恥ずかしい、というような事はさすがにあまりなくなってきたのですが、今回はちょっとてれくさい感じです。半分くらいはキャラクターが勝手に動いてお話をつくっているので、僕としては『そうか、そんな感じか~』というような不思議な気持ちですが。まあ、そんな感じのお話です。よろしくお願いします。

クリスマスのお話ですのでよろしければタイムリーなうちに読んでいただけると嬉しいです。
絵を描き始めてそろそろ20年になるので(信じられないことに)描いたものが人目に触れて恥ずかしい、というような事はさすがにあまりなくなってきたのですが、今回はちょっとてれくさい感じです。半分くらいはキャラクターが勝手に動いてお話をつくっているので、僕としては『そうか、そんな感じか~』というような不思議な気持ちですが。まあ、そんな感じのお話です。よろしくお願いします。

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2009年冬コミ告知
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冬コミの告知です。なんとか入稿が終わったので、本は無事出せそうです。
今回は新刊が二冊と、『リューシカ・リューシカ』の1、2巻。あと夏コミで刷り部数が少なくてすぐ完売してしまった『Human body rough sketches』というスケッチ本があります。
新刊はひとつが『殉職刑事設定資料集』という本で、B5版、表紙カラー、本文カラー20ページ、モノクロ76ページ、トータル100ページの厚い本になります。内容は、現在開発中の『殉職刑事』というゲームのキャラクター設定画集になります。
もう一冊は『doodles2009winter』という本で、A4版、モノクロ、トータル32ページの落描き本です。
限られた時間の中で精一杯やりました。よろしくお願いします。
12月31日(3日目)東館A76a,b『むてけいファイヤー/ロマンス』です。
今回は新刊が二冊と、『リューシカ・リューシカ』の1、2巻。あと夏コミで刷り部数が少なくてすぐ完売してしまった『Human body rough sketches』というスケッチ本があります。
新刊はひとつが『殉職刑事設定資料集』という本で、B5版、表紙カラー、本文カラー20ページ、モノクロ76ページ、トータル100ページの厚い本になります。内容は、現在開発中の『殉職刑事』というゲームのキャラクター設定画集になります。
もう一冊は『doodles2009winter』という本で、A4版、モノクロ、トータル32ページの落描き本です。
限られた時間の中で精一杯やりました。よろしくお願いします。
12月31日(3日目)東館A76a,b『むてけいファイヤー/ロマンス』です。
Twitter。新しい場所、新しい時間
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12月4日のTBSラジオ、小島慶子のキラキラ、という番組内で『Twitterとはなんぞや』という事が話題になっていました(ポッドキャストで聴く事ができます)。
Twitterは今急激に利用者を増やしているサービスです。テレビなどでも紹介され、始めてみた人も多いでしょうし、始めていなくても、名前くらいは聞いた事があるのではないかと思います。
僕は2007年4月からつぶやき始めました。当時から、ネットに詳しい人達の間では『これはすごい』と言われていたのですが、2年半続けて、僕も僕なりにTwitterのどこがすごいのか、何故すごいのかが分かってきたので、その事について少し書いてみようと思います。
Twitterのすごさ、新しさをひと言で言うと、人と人とのコミュニケーションのための、新しい『場所』、新しい『時間』をつくり出した事だと思います。それはタイムライン、Twitter利用者の間では『TL』などと略されて呼ばれているものの事です。
Twitterはこのタイムラインという新しい場所と時間をつくりだした事で、びっくりするような人と人との出会いをつくりだし、同時に、匿名掲示板などで起きる誹謗中傷の危険性を最小レベルまで下げる事に成功しました。
つまり、Twitterは、ネットのコミュニケーションにおけるメリットを最大に、デメリットを最小にする事に成功したサービスだという事です。
そんなうまい事をどうやって実現しているのかというと、まずTwitterにおいて、全てのユーザーのつぶやきは、パブリックタイムラインという時間軸上に、ずらっと並べられます。
しかし、ここには世界中から毎秒数百、数千(もっと?)というつぶやきが積み上がってゆくので、誰もその流れを追う事はできません。
そこで、ユーザーは自分が気になっている誰かを選び、パブリックタイムラインから、その人たちのつぶやきだけを抜き出して並べます。これを『フォローする』といいます。そうやって自分の気になる人をフォローしてできたのが、自分のタイムラインです。
つまり、Twitterという共通のサービスを使っているにもかかわらず、ユーザーひとりひとりがみているつぶやきの並び、メンバー構成はまったく違うのです。
これが、掲示板のようなシステムとの一番の違いです。
掲示板システムでは、『場』は固定です。そこに書かれた言葉は全員の目に止まります。だから、匿名で悪口を書いて嫌がらせをする事ができます。
Twitterにはそういう固定された場はありません。誰かが誰かの悪口を書いても、誰の目にも止まらず、ただ流れ去ってゆくだけです。文字通り、ただのつぶやきです。
自分の言葉を誰かに届けるためには、相手に自分をフォローしてもらわなければなりません。フォローされるには信用される事、少なくとも常識あるふるまいができる事が必要です。そして一度フォローされても、明らかに非常識で不快な発言を連発すれば、すぐ誰にもフォローされなくなります。不快な発言は相手のTLを汚すような行為だからです。
あまりにひどければ相手からブロックされます。そうなれば、不快な発言者は何もできません。
固定された『場』の存在する掲示板であれば、『自分は見なくても他の人は見るかも』と思って心中穏やかではないですが、Twitterにはそんな『場』すらないのです。
つまり、誰に強制される事もなく、有益な発言者のつぶやきは多くの人のTL上に流れ、不快な言動は消えてゆくのです。有益な言葉、面白いつぶやきは複数の人に引用(RTといいます)され、多くの人の目に止まり、元発言者をフォローする人は増えます。不快な言葉は誰にも顧みられず、パブリックタイムラインという激流に流されて一瞬で消えます。トイレで水を流すみたいに。
Twitterは、少なくとも僕が今まで見た全てのウェブサービスの中で一番
『善意を増幅し悪意を流し去る』
事に成功しているサービスです。それも非常にシンプルな方法で。
もちろん、人の興味を引くデマを流す事はできます。僕も一度『ハリーポッターのヒロイン役の女優さん死亡!?』というデマが流れた時、一瞬、信じてしまったりしました。こういう噂話は流れやすいです。しかし、それもTwitter上で真偽がすぐに検証され、『デマだった』というつぶやきがすぐに広まって、あっという間に沈静化しました。
悪意より善意の広まりの方が強いのです。
多くの人がTwitterに居心地のよさを感じるのは、ここが、性善説を信じる事ができる新しい『場所』と『時間』だからです。
最後に。
Twitterを始めてみようとアカウントをとると、まず最初に誰かをフォローしないと、誰のつぶやきも見られないのですが、この『フォロー』という行為にmixiの『マイミク申請』のような勇気がいる、と感じる人が多いのではないかと思います。
でも、考えてみてください。全ての人のつぶやきは(非公開ユーザー以外は、ですが)、もうすでにパブリックタイムライン上でオープンになっているのです。相手は既に『見ていいよ』と言っているわけなので、気後れする必要はありません。
逆に、自分がフォローしてもらうには、時間がかかるかもしれませんが、自分のペースでのんびりつぶやいていればいいと思います。ここは性善説が生きている新しい場所なので。
あ、僕のアカウントは@abflyです。気軽にフォローしてやってください。
Twitterは今急激に利用者を増やしているサービスです。テレビなどでも紹介され、始めてみた人も多いでしょうし、始めていなくても、名前くらいは聞いた事があるのではないかと思います。
僕は2007年4月からつぶやき始めました。当時から、ネットに詳しい人達の間では『これはすごい』と言われていたのですが、2年半続けて、僕も僕なりにTwitterのどこがすごいのか、何故すごいのかが分かってきたので、その事について少し書いてみようと思います。
Twitterのすごさ、新しさをひと言で言うと、人と人とのコミュニケーションのための、新しい『場所』、新しい『時間』をつくり出した事だと思います。それはタイムライン、Twitter利用者の間では『TL』などと略されて呼ばれているものの事です。
Twitterはこのタイムラインという新しい場所と時間をつくりだした事で、びっくりするような人と人との出会いをつくりだし、同時に、匿名掲示板などで起きる誹謗中傷の危険性を最小レベルまで下げる事に成功しました。
つまり、Twitterは、ネットのコミュニケーションにおけるメリットを最大に、デメリットを最小にする事に成功したサービスだという事です。
そんなうまい事をどうやって実現しているのかというと、まずTwitterにおいて、全てのユーザーのつぶやきは、パブリックタイムラインという時間軸上に、ずらっと並べられます。
しかし、ここには世界中から毎秒数百、数千(もっと?)というつぶやきが積み上がってゆくので、誰もその流れを追う事はできません。
そこで、ユーザーは自分が気になっている誰かを選び、パブリックタイムラインから、その人たちのつぶやきだけを抜き出して並べます。これを『フォローする』といいます。そうやって自分の気になる人をフォローしてできたのが、自分のタイムラインです。
つまり、Twitterという共通のサービスを使っているにもかかわらず、ユーザーひとりひとりがみているつぶやきの並び、メンバー構成はまったく違うのです。
これが、掲示板のようなシステムとの一番の違いです。
掲示板システムでは、『場』は固定です。そこに書かれた言葉は全員の目に止まります。だから、匿名で悪口を書いて嫌がらせをする事ができます。
Twitterにはそういう固定された場はありません。誰かが誰かの悪口を書いても、誰の目にも止まらず、ただ流れ去ってゆくだけです。文字通り、ただのつぶやきです。
自分の言葉を誰かに届けるためには、相手に自分をフォローしてもらわなければなりません。フォローされるには信用される事、少なくとも常識あるふるまいができる事が必要です。そして一度フォローされても、明らかに非常識で不快な発言を連発すれば、すぐ誰にもフォローされなくなります。不快な発言は相手のTLを汚すような行為だからです。
あまりにひどければ相手からブロックされます。そうなれば、不快な発言者は何もできません。
固定された『場』の存在する掲示板であれば、『自分は見なくても他の人は見るかも』と思って心中穏やかではないですが、Twitterにはそんな『場』すらないのです。
つまり、誰に強制される事もなく、有益な発言者のつぶやきは多くの人のTL上に流れ、不快な言動は消えてゆくのです。有益な言葉、面白いつぶやきは複数の人に引用(RTといいます)され、多くの人の目に止まり、元発言者をフォローする人は増えます。不快な言葉は誰にも顧みられず、パブリックタイムラインという激流に流されて一瞬で消えます。トイレで水を流すみたいに。
Twitterは、少なくとも僕が今まで見た全てのウェブサービスの中で一番
『善意を増幅し悪意を流し去る』
事に成功しているサービスです。それも非常にシンプルな方法で。
もちろん、人の興味を引くデマを流す事はできます。僕も一度『ハリーポッターのヒロイン役の女優さん死亡!?』というデマが流れた時、一瞬、信じてしまったりしました。こういう噂話は流れやすいです。しかし、それもTwitter上で真偽がすぐに検証され、『デマだった』というつぶやきがすぐに広まって、あっという間に沈静化しました。
悪意より善意の広まりの方が強いのです。
多くの人がTwitterに居心地のよさを感じるのは、ここが、性善説を信じる事ができる新しい『場所』と『時間』だからです。
最後に。
Twitterを始めてみようとアカウントをとると、まず最初に誰かをフォローしないと、誰のつぶやきも見られないのですが、この『フォロー』という行為にmixiの『マイミク申請』のような勇気がいる、と感じる人が多いのではないかと思います。
でも、考えてみてください。全ての人のつぶやきは(非公開ユーザー以外は、ですが)、もうすでにパブリックタイムライン上でオープンになっているのです。相手は既に『見ていいよ』と言っているわけなので、気後れする必要はありません。
逆に、自分がフォローしてもらうには、時間がかかるかもしれませんが、自分のペースでのんびりつぶやいていればいいと思います。ここは性善説が生きている新しい場所なので。
あ、僕のアカウントは@abflyです。気軽にフォローしてやってください。