カメラの使い方を少しずつ憶える
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NEX-3とライカのElmar90mm F4.0でちまちまと写真を撮っています。今まで、カメラはおまかせモードできれいに撮れるのが一番で、露出やシャッタースピードをいろいろいじって写真を撮るのは、凝ったものが撮れるかもしれないけど、被写体は待ってはくれないし、ご飯を撮るのに手間取っているとつくってくれた( ̄Σ ̄)(@yukaly)が怒り出すし、自転車に乗っていて被写体を見つけた時なども、さっと止まってさっと撮ってすぐ走り出さなければならない場合が多く、結局おまかせモードが一番、という事になります。
僕はデジカメに凝りだしてからもう15年以上経ちますが(初めて買ったQV-10はいいカメラだったなあ……)カメラについているAとかMとかSとかPというモードは殆ど使った事がありません(SMAPか!)。説明書を読んだり、カメラ入門などを読んだりもしたのですが、いざ撮ろうと思うと
『あれ、AとP、どっちが何優先モードだっけ?で、優先すると何が変わるんだっけ……』
となってしまい、結局おまかせモードで済ませてしまいます。
これは僕が英語を覚えられないのと同じ理屈で、英語も、海外に招かれた時は必ず通訳がついてくれるので、英語を覚えなきゃ、と思いつつ、つい『おまかせ』モードになってしまうのです。
で、NEX3と古いレンズの組み合わせだと、おまかせ機能はうまく働かないので、ある程度自分で操作する必要に迫られます。そうなって初めて、カメラの画づくりの理屈が理解できました。
これは正しい解釈ではなく、僕がこの数日適当にカメラをいじって理解した事、なので正しい知識は本とかで調べてください。
● F値 絞り。小さいほど明るい。その代わりピントが合う範囲が狭くなる(背景がぼける)。大きくすると暗くなるけど全体にピントが合う。
● ISO 感度。大きいほど明るく撮れる。でもノイズがのる。小さいほど暗くなるけど情報量は増える。
● シャッタースピード 小さいほど(1/10より1/100の方が小さい。ちょっと紛らわしい)ぶれない。でも暗くなる。大きいと明るいけどぶれる。
これだけです。これらの数字を上げた下げたりして、適正な明るさでできるだけノイズとぶれの少ない写真を撮りましょう。というだけの事です。
で、慣れてきたら意図してボケの大きい写真を撮りたい、とか、シャッタースピードを下げて動きのある写真を……とかいう話になります。
ちょっとややこしいのがEV値で、
EV 0が普通。-にすると暗く、+にすると明るく
なのですが、これはシャッタースピードとF値の組み合わせで決まるものみたいで、EVを固定しておいてシャッタースピードを速くするとF値を小さくなったり、逆にF値をいじるとつられてシャッタースピードが変わります。モードによってはISOを変えて明るさを調整したりもします。
これのせいで、だいぶ理解に手こずりました。
まあ、必要に迫られると憶えるものです。英語も、海外で必要に迫られたら多少は覚えるんでしょうね。
とにかく、長年どうも理解できずにいたカメラの仕組みが、ライカの古いレンズのおかげで理解できました。

これはNEX-3とelmarで。本体側でF値を設定できず、レンズを直接回して絞りを調整する。一番明るくするつもりがうっかりF値を大きくしてしまい、気付かずにシャッタースピードを下げて明るくしている。でも暗い。

NEX-3の、手ブレを防止するために、シャッタースピード1/250で6連射して、それを合成するモード。ISO4000

うしろにちり紙の箱が(汗)。これはk-xとTAMRONのレンズ。おまかせ設定。

これはF値が大きい。暗いけど背景ははっきり。暗くなったのでISOを6400に上げて対処。

こっちはF値を最小にしたもの。背景がぼけている。
僕はデジカメに凝りだしてからもう15年以上経ちますが(初めて買ったQV-10はいいカメラだったなあ……)カメラについているAとかMとかSとかPというモードは殆ど使った事がありません(SMAPか!)。説明書を読んだり、カメラ入門などを読んだりもしたのですが、いざ撮ろうと思うと
『あれ、AとP、どっちが何優先モードだっけ?で、優先すると何が変わるんだっけ……』
となってしまい、結局おまかせモードで済ませてしまいます。
これは僕が英語を覚えられないのと同じ理屈で、英語も、海外に招かれた時は必ず通訳がついてくれるので、英語を覚えなきゃ、と思いつつ、つい『おまかせ』モードになってしまうのです。
で、NEX3と古いレンズの組み合わせだと、おまかせ機能はうまく働かないので、ある程度自分で操作する必要に迫られます。そうなって初めて、カメラの画づくりの理屈が理解できました。
これは正しい解釈ではなく、僕がこの数日適当にカメラをいじって理解した事、なので正しい知識は本とかで調べてください。
● F値 絞り。小さいほど明るい。その代わりピントが合う範囲が狭くなる(背景がぼける)。大きくすると暗くなるけど全体にピントが合う。
● ISO 感度。大きいほど明るく撮れる。でもノイズがのる。小さいほど暗くなるけど情報量は増える。
● シャッタースピード 小さいほど(1/10より1/100の方が小さい。ちょっと紛らわしい)ぶれない。でも暗くなる。大きいと明るいけどぶれる。
これだけです。これらの数字を上げた下げたりして、適正な明るさでできるだけノイズとぶれの少ない写真を撮りましょう。というだけの事です。
で、慣れてきたら意図してボケの大きい写真を撮りたい、とか、シャッタースピードを下げて動きのある写真を……とかいう話になります。
ちょっとややこしいのがEV値で、
EV 0が普通。-にすると暗く、+にすると明るく
なのですが、これはシャッタースピードとF値の組み合わせで決まるものみたいで、EVを固定しておいてシャッタースピードを速くするとF値を小さくなったり、逆にF値をいじるとつられてシャッタースピードが変わります。モードによってはISOを変えて明るさを調整したりもします。
これのせいで、だいぶ理解に手こずりました。
まあ、必要に迫られると憶えるものです。英語も、海外で必要に迫られたら多少は覚えるんでしょうね。
とにかく、長年どうも理解できずにいたカメラの仕組みが、ライカの古いレンズのおかげで理解できました。

これはNEX-3とelmarで。本体側でF値を設定できず、レンズを直接回して絞りを調整する。一番明るくするつもりがうっかりF値を大きくしてしまい、気付かずにシャッタースピードを下げて明るくしている。でも暗い。

NEX-3の、手ブレを防止するために、シャッタースピード1/250で6連射して、それを合成するモード。ISO4000

うしろにちり紙の箱が(汗)。これはk-xとTAMRONのレンズ。おまかせ設定。

これはF値が大きい。暗いけど背景ははっきり。暗くなったのでISOを6400に上げて対処。

こっちはF値を最小にしたもの。背景がぼけている。
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テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真
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No title
SMAPで不覚にも笑ってしまった……
No title
カメラの使い方勉強になります^^
No title
こんにちは、
写真での説明参考になりました。
更新楽しみにしています!
写真での説明参考になりました。
更新楽しみにしています!